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安定したティーショットを打つには?ゴルフはボールの位置が大切!

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ティーインググラウンドのティーマーカーの色の違いや距離の違いなど、ゴルフ場のルールについてまとめました。また、スコアアップにつながるフェアウェイキープ率の向上のためのティーショットでのボールの位置など、ティーインググラウンドでの行動も解説します。

ティーインググラウンドとは

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ティーインググラウンドとは、プレーする各ホールの最初の1打目を打つ場所のことです。少し小高くなっていて、ティーマーカーと呼ばれる2つでワンセットの目印が置いてあります。

ティーインググラウンドはハンディキャップやスキルに応じて位置が違う

ティーインググラウンドはハンディキャップやスコアに応じてプレーする位置を変えています。一般的にティーマーカーの色は黒・青・白・金・赤の5つのティーマーカーに分かれていて、青いティーマーカーは上級者向けで、赤いティーマーカーは女性向けになっています。

グリーンに遠い順から黒はチャンピオンティー、青はバックティー、白はレギュラーティー、金はシニアティー、赤はレディースティーで、グリーンまでの距離が短くなってきます。

チャンピオンティー

5つのティーマーカーのなかで、グリーンまでの距離が一番長い位置にあるチャンピオンティーはプロツアーや競技ゴルフの時に使用されるティーで、基本的に一般のゴルファーは使用することができません。

バックティー

バックティーは上級者が使用することが出来るティーインググランドで、ここからプレーする時はゴルフ場の許可をもらわなくてはいけません。基本的にゴルフ場はバックティーからプレーすることを前提に造成していますので、一番面白いティーインググランドといえます。

レギュラーティー

初心者・中級者の男性やハイレベルな女性など、ほとんどのゴルファーが使用するのがレギュラーティーでフロントティーとも呼ばれています。

シニアティー

レギュラーティーよりも少し前にあるのがシニアティーです。ゴルフ競技においてシニアはプロは50歳以上、アマチュア競技は55歳以上がシニアとなりますが、シニアティーに明確な年齢規定はありません。年齢的にドライバーショットの飛距離がでなくなったと思ったら使用すると良いでしょう。

レディースティー

グリーンに最も近くあるティーインググランドがレディースティーです。女性は男性と比較して飛距離がでないため、距離を短くしてハンディキャップを設けています。しかし、女性だからといって必ずレディースティーから打つ必要はありません。レギュラーティーやバックティーからプレーすることもできます。

ティーインググラウンド上のルール

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意外とルール違反が起こりやすいのがティーグランドです。どの位置から打たなければならないかなどの、基本的なルールはラウンド前に覚えておきましょう。

どこまでがティーイングエリアなのか

ボールが打てる場所をティーイングエリアといい、左右のティーマーカーの外側の先端を結んだ線の内側から、ドライバーの2クラブレングス後方までの区域になります。このエリア内でティーショットをしないといけません。

ティーイングエリアを外れた場所からティーショットをすると2罰打のペナルティになります。ティーマーカーを結ぶ線より前から打つことを俗に「出べそ」と呼びます。少しでも前に飛ばそうという気持ちからよく起こるので注意してください。

ティーショットで有用な知識

比較的良く起こる、知らないと焦ってしまうティーショットでの疑問点を説明します。知っておくとスコアのアップになります。

ボールがティーから落ちてしまったら

素振りやスイング始動前のワッグル中にボールが落ちてしまった場合は、まだインプレーの状態にないのでペナルティーなしでティーアップをしなおすことができます。足場が悪ければ別の場所にリティーをしても構いません。

空振りはティーイングエリア上でのインプレーなので、旧ルールではティーから落ちたボールをその位置から2打目で打つことになっていました。

新ルールで空振りの処置が変わった

2019年に改正された新ルールでは、空振り後のボールがティーイングエリアにある場合、プレイヤーは無罰でそのボールを拾い上げ再度ティーアップすることができます。また別の場所にリプレースすることに改正されています。

ルールを知っていれば同じ2打でも、コンディションの良い状態でプレーすることができます。

ティーイングエリア上のマナー

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ゴルフではプレーヤーの邪魔となる行為は全てマナー違反です。特にティーイングエリアは誰しも緊張していますので最大限の注意を払いましょう。

プレーの順番

ティーイングエリアから最初にプレーする人をオナー(honor)といい、オナーは「名誉」という意味です。1番ホールの最初のオナーはくじ引きでティーを投げて決めますが、2番ホール以降は前のホールの最少スコアだったプレイヤーがオナーになります。オナーの順番を間違えることは名誉を傷つけることになりますので十分に注意してください。

順番を待つ間の注意点

ティーイングエリアの周辺は同伴競技者や後続組のプレーヤーなど大勢の人が集まっているので、ざわつきやすい状況になっています。

プレーヤーがティーショットのアドレスに入ったら私語や素振りは慎みましょう。キャディバッグからの道具の出し入れ、距離計の機械音などの音などにも注意してください。またティーショットをしようとしている人の視界に入ることや後ろ側に立つと集中力を妨げてしまいます。

ゴルフはプレーファーストが最大のマナーです。前組との距離が十分空いたら、オナーは速やかにティーアップしてプレーしましょう。他のプレーヤーもティーショットの準備をしてプレーファーストを心がけることが大切です。

フェアウェイキープ率を高めるティーショットの立ち位置

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ティーショットの良し悪しは、ティーインググランドでの立ち位置によって大きく左右されます。一般的にフェアウェイキープ率が高くなるとスコアが向上しますので、立ち位置を決める行動は非常に重要になります。

ティーイングエリアに立つ前にすべきこと

ティーインググランドにあがったら、まずティーイングエリアの後方からグリーンの方向を見て、両サイドのOBエリアやハザードの位置を確認して、その方向には打たない場所を探します。エリアの真ん中にティーアップすればよいというものではありません。

ティーマーカーは必ずフェアウェイの方向を向いているとは限りません。むしろプレーヤーを騙すように、右や左の方向を向いていることもあります。ティーの位置は必ずティーイングエリアの後ろから見て、ティーアップする位置を決めることが大切です。

ティーグランドの右に立つか左に立つか

左のティーマーカーから見た景色と右のティーマーカーから見た景色では、全く違うこともあります。ティーショットはフェアウェイが狭く見える側に立って、広く見える側に打つとフェアウェイキープ率は高くなります。

右サイドにOBゾーンがあるならば、右サイドぎりぎりから左サイドのフェアウェイを狙えば、右サイドにOBゾーンは見えなくなり、視覚が広がり左サイドのフェアウェイも広く見えます。立ち位置で広い安全なルートを作り、精神的なプレッシャーを最小限にしてミスを防止しましょう。

ゴルフは打ちたくない方向に負のイメージを持ってしまうと、何故かその方向にボールを打ってしまいます。ティーインググランドの右端と左端に立って、フェアウェイが広く見えるプレッシャーが少ないティーマーカー側からのティーショットをおすすめします。

ティーインググラウンドに平らな場所はない

ティーインググラウンドは練習場のように平らではありません。ディボットの凹凸で微妙につま先上がりだったり、左足上がりだったりしています。

スタンスを取るときにできるだけ平らなところを探して、その位置からティーアップする場所を決めてください。スタンスが先でティーアップはあとです。

少しでも前に飛ばそうとしてティーマーカーぎりぎりに立つゴルファーが多いので、その場所はかなり荒れていますので、その後ろ側に立った方がショットは良くなります。飛距離は変わらず、むしろ打ちやすいので良く飛びます。

まとめ

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ティーショットは同伴者からの視線を感じるので他のショットよりも緊張してミスショットをしやすくなります。緊張を和らげるにはミスショットがでにくい位置から打つことが大切です。簡単なことですが、頭で分かっていることがコースにでると出来なくなることが多々あります。ティーアップの位置を決める行動をルーティーン化することが重要です。