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直ドラは使うべきか?有効なケースと練習方法を具体的に解説!

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直ドラとはティーアップをせずに、地面にあるボールをドライバーで直接打つことを言います。直ドラはプロゴルファーでも難しいテクニックとされています。この記事では、どのようなときに使ったら良いのか、練習方法を解説します。

直ドラは難易度が高いテクニック

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ティーショットを打つとき、アゲンストの風の場合にはティーを低く、逆にフォローの風の際はティーを高く調整することがあります。ティーを低くするのはボールが上がらないようにするためです。

その極端なケースが直ドラです。しかし、ティーイングエリアで直ドラをする人は、プロゴルファーでもほとんどいません。セカンドショットの場合、フェアウェイウッドの代わりにドライバーを使うプロゴルファーはまれに存在します。

直ドラをする人が少ないのは、直ドラでボールを打つのが非常に難しいためです。では、何故直ドラが難しいのかについて解説します。

ロフトが立っているため、ボールが上がらない

ドライバーのロフト角は9.5度から10.5度程度が一般的で、クラブの中で最もロフトが立っているクラブです。

ドライバーはスイングの最下点からクラブヘッドが上がって来るときにインパクトを迎えます。そして、ボールはティーアップされているので、ロフトが立っていても、適切な角度でボールは上がっていきます。

直ドラの場合は最下点でボールを打つので、非常に低いボールしか出ません。そうすると、キャリーが少なくなるので、転がりを入れても飛距離は短くなります。フェアウェイウッドの方が飛距離は稼げます。

シャフトが長いので、クリーンヒットができない

シャフトが長いとボールと体の距離が遠くなります。体の回転が安定していないと、ブレが大きくなってしまい、ボールをクリーンヒットできません。極端な場合、空振りも発生しやすくなります。

直ドラの打ち方

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直ドラはフェアウェイウッドの打ち方と同じと考えてください。ただ、いくつか注意点がありますので、そのポイントを紹介します。

ボールの位置はティーショットより、ややセンター寄り

ティーアップしたボールをドライバーで打つときは、左足のかかとの前ですが、直ドラの場合は、少しセンターよりになるようにします。

これはティーアップした場合はヘッドが上がってくるときにインパクトしますが、直ドラの場合は、ヘッドが最下点に来たときにインパクトを迎えるためです。

クラブは短めに持つ

ドライバーはフェアウェイウッドより長いシャフトになっています。フェアウェイウッドと同じくらいの長さになるように短く持ってください。グリップの真ん中辺りを握ると、丁度良い長さになります。

大振りはNG

ドライバーのティーショットと同じような振り方をするとミスが増加します。ティーアップしているボールの場合、多少ミスをしてもボールに当たります。

しかし、直ドラの場合は、少しのミスでもボールに当たらなくなる可能性が高くなります。大振りをするとスイングの軌道が安定しなくなり、ミスが倍増してしまうので注意してください。

掃くように打つ

アイアンやフェアウェイウッドの場合は上から打ち込むように打ちますが、直ドラは芝の上を掃くように打ちます。ロフトが立っているので、打ち込むとボールを上から押し付けるような形になり、飛距離を大きくロスしてしまいます。

直ドラを使うと良いケース

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プロゴルファーの中には、フェアウェイウッドをセットの中に入れていない人もいます。全てドライバーをフェアウェイウッドとしても使っているのです。

しかし、アマチュアの場合はフェアウェイウッドの代わりにドライバーを使うという選択肢はお勧めできません。では、直ドラを使って効果があるケースとはどのような状況なのかを紹介します。

風が強くボールを上げたくないとき

向かい風が強い場合は低いボールを打ちたいものです。しかし、飛距離が落ちることさえ気にしなければ、あえて直ドラをする必要はありません。失敗のリスクの方が高いからです。

しかし、横風が強い場合はボールが上がると、風に運ばれてトラブルになる可能性が高くなります。このようなときは直ドラで風の影響を受けにくい、低いボールを打つと効果的です。

林の中からの脱出

ボールが林の中に入ってしまい、上には木の枝が張り出している、という状況を想定してください。ボールが高く上がると、木の枝に当たってしまって脱出ができません。脱出にはある程度の距離が必要で、低いボールを打ちたいときには直ドラが最適です。

直ドラで林から脱出するには、ドライバーを極端に短く持って、ボールは両足の真ん中にセットしてください。そして、腰から腰までのスイングでコンパクトにスイングをすることが大切です。

直ドラの練習方法

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直ドラはスイングのチェックにも役立ちます。安定していないスイングで直ドラをするとボールは当たりません。直ドラでフェースの芯にボールが当たっていれば、正しいスイングでインパクトを迎えていると言えます。そのための直ドラの練習方法を紹介します。

ティーアップの低くして練習

最初は一番低いティーを使って練習を開始してください。また、フルショットではなく、ハーフスイングで打ってください。インパクトで芯を捉えている感覚があれば直ドラを始めても構いません。

もし、芯で捉えられないようなら、スイングが安定していないので、直ドラの練習は避けてください。ドライバーはアイアンやフェアウェイウッドよりヘッドやシャフトが弱いので、

シャフトが折れたり、ヘッドが割れてしまう可能性があるからです。

直ドラで打ってみる

直ドラの練習で意識することは飛距離ではなく方向性です。風対策や林からの脱出の場合、方向性が重要になりますので、練習でも方向性を意識して直ドラの練習を行ってください。

まとめ

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直ドラは滅多に使う打ち方ではありませんが、少しでも練習をしておけば、いざという時に役に立つテクニックです。

また、練習で直ドラをきちんと打てないときはスイングが崩れている可能性もあります。たまに直ドラをしてみることで、自分のスイングが安定しているかのチェックにもなります。

いざというときの対策とスイングチェックのひとつの方法として、直ドラを試してみてください。