コラム

ゴルフはオープンスタンスでスコアアップ!用いる場面とコツを解説

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ゴルフのオープンスタンスは、プレーの幅を広げ、大きなスコアアップにつながります。そこで今回は、オープンスタンスとはどのようなものか、そのメリットを説明し、ラウンド中に用いる場面とコツを詳しく解説します。オープンスタンスを習得したい方は参考にしてください。

オープンスタンスとは

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ゴルフのオープンスタンスとは、ターゲット方向に近い足を、やや後方に構えるスタンスのことを言います。多くの場合、ターゲット方向に平行なスクエアスタンスを取りますが、状況に応じてオープンスタンスを取ることがあります。

オープンスタンスとは逆に、ターゲット方向より遠い足を後方に引いた構えが、クローズドスタンスです。3つのスタンスは、用いるべき状況とメリットが異なりますが、この記事の中では主にオープンスタンスについて解説します。

ラウンド中にオープンスタンスを用いる場面は多く、習得すればプレーの幅が広がります。この記事を参考にして、是非オープンスタンスを身に着けてください。

オープンスタンスのメリット

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オープンスタンスのメリットは、正確で安定したショットが打ちやすいことです。バックスイングが小さくなり懐が広くなるため、下半身リードの力強いダウンブローで、しっかりヒットすることができます。

アウトサイドインのスイング軌道になるため、引っ掛けのミスを軽減し飛距離を抑えることが可能です。さらに、安定したスイング軌道になりやすくミート率が高まり、正確な距離を打つことができます。

オープンスタンスは、ドライバーで左サイドがOBや池で左方向は避けたい、ハーフやスリークォータースイングで距離を合わせてピンを狙いたいなど、飛距離をコントロールして正確なショットが打ちたいときに最大の効果を発揮します。

オープンスタンスを用いる場面

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ラウンド中にオープンスタンスを用いることで、ショットが容易になる代表的な場面を紹介します。オープンスタンスが力を発揮する場面を知り、ラウンドで使ってみてください。

100ヤード以内のアプローチ

ピンまで100ヤード以内のアプローチショットは、オープンスタンスの方が正確に打つことができます。ピンまでの距離が50ヤードあるいは80ヤードなど、フルショットでは大きすぎる場合は、ハーフやスリークォータースイングで打つことになります。

スイングの振り幅が小さくなると、下半身リードがしにくく手打ちになり、結果はミスショットです。オープンスタンスにすると、懐が広く下半身リードしやすいため、ダウンブローにしっかりと打ち込めます。

ピンに近づいたら、よりオープンの度合いを大きくすることで、正確で安定したショットが打てます。

バンカーの脱出

バンカーの脱出に失敗すると、大たたきの原因になることがあります。1発でバンカーから出すために、オープンスタンスを用います。バンカーショットは打ち込むため、砂に負けないパワーが必要です。

オープンスタンスに構えて下半身リードで打つと、ダウンブローに力強いスイングができ、砂とボールを飛ばしてくれます。ダウンブローに打てばスピンがかかり、ボールは止まります。バンカー脱出には、オープンスタンスが不可欠です。

傾斜地

傾斜地ではオープンスタンスが有効です。左足上がりやつま先上がりの傾斜地からボールを打つと、フック回転がかかり、ターゲットより大きく左にずれてしまうことがあります。

オープンスタンスにすると、スイングがアウトサイドインの軌道になるため、フック回転が抑えられ打ち出す方向が安定します。

オープンスタンスのコツ

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オープンスタンスで打つときのコツを解説しますので、参考にして繰り返し練習しましょう。右打ちの方を想定にしていますので、左打の方は左右を読み替えてください。

立ちやすいスタンス幅

一般的にスタンス幅は7番アイアンで肩幅くらいが目安ですが、長いクラブは広く、短いクラブは狭くなります。オープンスタンスでも同様のスタンス幅で良く、自分が立ちやすくスイングしやすいようにしましょう。

急な傾斜地では、スタンス幅を広く取った方が安定しますが、体の回転が使いにくくなります。逆に狭すぎると、バランスを崩すことになります。安定してスイングできるスタンス幅を確認し調整してください。

ボールの位置は右寄り

オープンスタンスでアドレスするときは、一旦スクエアにアドレスし左足をやや後方に引いてスタンスを取りましょう。すると、ボール位置はやや右寄りになります。右寄りになることで、ダウンブローに打ちやすくなります。

上半身もオープンに

スタンスと一緒に体もオープンに構えてください。肩のラインと太もものラインもスタンスと平行になるようにしましょう。

体もオープンにすることで、アウトサイドインのスイング軌道になり、左に飛ばない安定した軌道になります。足だけをオープンにしている方がいますので、注意してください。

フェースの向きを意識する

フェースはターゲット方向を向くように調整しましょう。やや開いた状態が正しいフェースの向きになります。

フェースを開かず閉じた状態でボールを打つと、ターゲットの左方向にボールが飛び出してしまいます。打つ前に、フェースの向きがターゲット方向を向いていることを確認してください。

まとめ

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ゴルフのオープンスタンスは、ターゲット方向に近い足をやや後方に構えるスタンスで、習得するとプレーの幅を広げます。

正確で安定したショットが打ちやすく、100ヤード以内・バンカー脱出・傾斜地などで大きな力となります。オープンスタンスのコツを参考にして練習を繰り返し、身に着けてベストスコアを目指しましょう。