コラム

ゴルフでボールが右に曲がる原因は?その原理と対処法を解説!

https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%b4%e3%83%ab%e3%83%95-%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%a4%e3%83%bc-%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84-4739066/
https://pixabay.com/

本記事では、ゴルフでボールが右に曲がる原因が知りたい方向けに、右に曲がる原因と対処法を解説します。ゴルフでボールが右に曲がることはゴルファーの誰しもが経験する悩みです。ボールが右に曲がる原因を解明してラウンドを攻略しましょう。

ゴルフでボールが右に曲がる原理

https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%b4%e3%83%ab%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%bc-%e7%ab%8b%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b-970902/
https://pixabay.com/

ボールが右に曲がってしまう原理は、とても単純です。クラブのフェース面が開きながらスイングし、その状態でボールに当たっている状態です。クラブのフェースは、ゴルフクラブのヘッドの打球面のことです。

このフェース面がスイング軌道に対して右に開いていることで、ボールも右に曲がってしまいます。単純なことではありますが、気付かずに癖づいてしまい、思うようにボールがまっすぐ飛ばない方が多く見受けられます。

ゴルフでボールが右に曲がる原因は?

https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%b4%e3%83%ab%e3%83%95-%e9%a2%a8%e6%99%af-%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84-241236/
https://pixabay.com/

ゴルフでボールが右に曲がることを、スライスと言います。スライスを防ぐには、簡単に言うとフェースの開きを抑えることが大切です。

しかし、フェースの向きがどこで悪くなってしまっているか、よく分からなくてお悩みの方も多いでしょう。そこで、ここではゴルフでボールが右に曲がる原因を解説します。

グリップの握り方が悪い

まず、グリップの握り方に原因があります。グリップの握り方はいくつか種類がありますが、なかにウィークグリップという握り方の種類があります。フェースが開いてしまう方は無意識にウィークグリップになっている可能性があります。

ウィークグリップはフェースが開きやすく、開いてしまうと閉じにくいという特徴があります。左手の親指がグリップの真上に乗っている状態で親指が上に向く、最もフェースが開いた状態になりやすいグリップの握り方です。

トップのフェースの向きが悪い

ゴルフでボールが右に曲がる原因として、トップの際にフェースが開き切ってしまっていることが考えられます。クラブを振りかぶったトップオブスイングの位置で、フェース面が自分の正面側に向いている場合などは、すでにフェースが開いています。

フェースが開いたままボールに当たれば、ボールは右に曲がってしまうでしょう。スイングしながらフェースを戻さなければなりませんが、これは上級者でなければ難易度が高い方法です。ボールが右に曲がってしまう原因のひとつは、トップで既にフェースが開いていることです。

ダウンスイングでターゲット方向に向くのが早い

ダウンスイングで、上体がターゲット方向に向くのが早いと、振り遅れという症状になります。上体が早くターゲット方向を向くことで、クラブヘッドが遅れてしまい、フェースが開いたままインパクトを迎えます。そうすると、結果的にボールが右に曲がることに繋がるのです。

ゴルフでボールが右に曲がる時の対処法

https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%b4%e3%83%ab%e3%83%95-%e3%83%90%e3%83%ab%e3%83%90%e3%83%89%e3%82%b9-%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84-1545321/
https://pixabay.com/

毎回同じ打ち方をしていても右に曲がってしまうという悩みを抱えている方も多いでしょう。ここでは、ボールが右に曲がってしまうときの対処法を紹介します。

フックグリップで握る

ボールが右に曲がりづらいグリップであるフックグリップで握ることをおすすめします。フックグリップは、フェースが開きづらくフェースが閉じやすいという特徴があります。

左手はグリップを上から被せるように握り、親指と人差し指をつけた際に出来るラインの延長線上に右肘が来るように握ります。次に、右手は下から握り、親指と人差し指で出来たラインが左手と同様に右肘を指すようにしましょう。

トップのフェースの向きをチェックする

グリップを意識するだけで右に曲がりにくくなるはずですが、それでも右にボールが曲がってしまう方は、トップのフェースの向きをチェックしましょう。ボールが右に曲がりづらいトップでのフェースの向きは、フェース面が真上を向くことです。

真上にフェースを向かせる方法は、前述したフックグリップで握ることと左手の手首と甲を一直線にすることです。それでも直らない場合は、フェースを開く癖がついています。スイング中に開いていないかチェックすることが必要です。

具体的にはバックスイングでシャフトが水平まで上がったときに注目しましょう。この時点でクラブの先が真上を向いていれば、ほぼスクエアな状態です。

クラブの先が少しでも背中側に倒れていたらフェースは開いています。この時点で開いてしまうと、そのあと閉じるのは難しいので、必ずフェースをまっすぐ、もしくは斜め下を向けるようにしましょう。

ダウンスイングで上半身の開きを抑える

グリップとフェース面を直しても右に曲がってしまう場合は、ダウンスイングでの上半身の開きを抑える必要があります。振り下ろす際に、上体の開きが早いとクラブが振り遅れてフェースが開きボールは右に曲がっていってしまいます。

身体が目標の方向に向いてしまうのが早く、できるだけ上体が開かないようなスイングを心がけましょう。

まとめ

https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%b4%e3%83%ab%e3%83%95-%e3%82%b4%e3%83%ab%e3%83%95-%e3%83%bb-%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%ab-%e7%b7%91-2808865/
https://pixabay.com/

ゴルフでボールが右に曲がってしまう原因と対処法について解説しました。ボールが右に曲がってしまうスライスになる原因は、フェースが開いているからです。

そのままのスイングをし続けると、いつのまにか癖づいてしまうでしょう。ゴルフにおいて自分の狙っている方向にボールが飛ばせないというのは、致命的です。右へ曲がってしまうスイングの癖は早めに改善しておきましょう。

狙った場所にボールを飛ばせるようになれば、ラウンドもスムーズです。ボールが右に曲がるスイングを直して、ラウンドを攻略しましょう。