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パターは距離感が重要!グリーンでの距離感のつかみ方や練習方法を紹介

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パターは距離感が重要と耳にする機会も多いのではないでしょうか。しかし、距離感のつかみ方が分からず、悩む初心者プレーヤーも少なくありません。この記事では、パターの距離感のつかみ方や距離感を養う練習方法、近年改正されたパターに関するルールなどを紹介します。

パターは距離感が重要

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パターは距離感が重要とよく言われていますが、その意味をうまく理解できているでしょうか。ここでは、パターの距離感が重要な理由について紹介します。

パターの距離感とは

パターの距離感とは、グリーン上のパッティングにおいて自分がどれくらいの幅・スピードでパットしたら、どれくらいの距離が出るのかという感覚のことです。

文字通り、感覚によるものですので個人差があります。さらに、その日の自分の調子はもちろん、グリーンのコンディションにも左右されるでしょう。

距離感が重要な理由

ゴルフにおいてパターの距離感が重要な理由は、パッティングの出来具合がスコアに結びつくという点です。

日本のゴルフコースの多くは、1ラウンド18ホール72打が規定打数(パー)となっています。全てのホールは2パットでのカップインが想定されていますので、規定打数の半分がパッティングなのです。

スコアアップするためには、確実に2パットまででカップインできることが重要だと言えるでしょう。

パターの距離感をつかむポイント

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パターの距離感は、グリーンの状態によって変わります。ラウンド前にはグリーンでのパッティング練習が欠かせません。ここでは、練習グリーンでの流れとパターの距離感をつかむポイントを紹介します。

グリーンの状態を確認する

まずは、グリーンの状態を確認しましょう。練習グリーンは、その日ラウンドするコースのグリーンとほぼ同じ状態になるよう整備されています。

芝の種類はコースによって様々ですが、日本で多く採用されているのは高麗芝とベント芝です。高麗芝は転がりづらく、ベント芝は転がりが良い特性があります。また、雨上がりは芝の水分量によって、転がりが良い場合と悪い場合があるため注意が必要です。

初心者のうちは、そのグリーンの状態がどうなっているのか分からないこともあります。しかし、ラウンドのたびに意識してチェックすることで、グリーンの状態の違いが分かるようになってくるでしょう。

芝目を確認する

次に芝目を確認しましょう。グリーンの芝生は、傾斜や日照、風向きなどによって伸びる向きが変わるのが特徴です。芝の根元から葉先に向かう順目は速く、向きに逆らう逆目は遅く、芝目とクロスするようなラインでは芝目の向きにボールが曲がります。

グリーンの芝は毎日刈り込まれているので、分かりづらいかもしれません。目安としては、光の加減で順目は白っぽく、逆目は黒っぽく見えますので意識して見てみましょう。

パッティング練習する

最後は実際にパッティングします。どれくらいの振り幅でどれくらいの距離が出るのか把握しておくと、距離の打ち分けに役立つでしょう。

確認しておいたグリーンの状態と芝目を意識しながら、多方向から打ってみます。カップやマークした地点から歩数で距離をカウントして、ロングパットとショートパットのどちらも練習するのがおすすめです。

練習グリーンでも、他のプレーヤーのパッティングライン(グリーン上でボールとカップを結ぶ仮想線)を踏まないように注意しましょう。

パターの距離感を養う練習方法

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ゴルフ場の練習グリーン以外でも、パターの距離感を養う練習は可能です。ここでは、パターの距離感を養う練習方法を紹介します。

右手だけでパッティングする

右手(利き手)だけのパッティング練習は、プロ選手も取り入れている練習方法です。多くの人は成長の過程において、利き手側の動作で距離感が身についています。パターでは利き手で距離感、逆の手で方向を調整するイメージでパッティングしてみましょう。

パターマットで練習する

パターマットで練習するのも、距離感を養うのにおすすめです。パターは大きくスイングしないので、自宅でも気軽に練習しやすいでしょう。毎日10分だけといった練習ができるのが自宅練習のメリットです。

パターマットはさまざまな種類が市販されています。シンプルなパターマットでも、マットの下にタオルなどを挟めば自由に傾斜を変えられるのでおすすめです。

パターのルールをおさらい

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ゴルフは細かなルールが多いため、ラウンド前に再確認してからプレーするようにしましょう。ここでは、近年改正された、パターに関わる主なルールを紹介します。

クラブや握った手を体に固定してはいけない

2016年のルール改正で、クラブを体に固定して打つアンカリングが禁止され、2打罰のペナルティとなりました。特に、体に固定しやすい形状である中尺や長尺のパターを使っている人は注意しましょう。

グリーンのピンは抜かなくてもOK

2019年の改正では、パッティング前にピンを抜く、抜かないの選択ができるようになりました。

ただし、ピンを抜かないを選択した場合、ボールの動きに影響するタイミングでピンを抜いてしまうと、抜いた人のペナルティになってしまいます。スタート前に、同伴競技者とルールの認識に食い違いがないか、確認しておきましょう。

まとめ

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パターは練習量に比例して上達するとされており、月に数回練習するよりも、毎日コツコツと練習をする方が距離感をつかめます。地道な練習を重ねて、確実な2パットでのカップインを目指しましょう。