コラム

ゴルフで手首の角度を維持する方法は?維持できないときの対処法を解説

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本記事では、ゴルフで手首の角度を維持する方法が知りたい方向けに、維持する方法とメリットを解説します。手首の角度が崩れると手打ちになりミスショットを引き起こします。スイングを安定させてスコアアップを狙うのであれば、手首の角度を維持する方法をマスターしましょう。

ゴルフで手首の角度を維持する方法は?

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手首の角度や腕の振りはゴルフのスイングにおいて大きな役割を果たします。しかしスイングで手首の角度が崩れてしまうというお悩みを抱えている方は多いでしょう。この記事ではゴルフで手首の角度を維持する方法について解説をします。

トップでのフェースや右手の角度を意識する

ゴルフのショットにおいて、インパクトの時はハンドファーストになっているはずです。下記の3つの角度をトップから変えずにインパクトを迎えることが重要です。

・フェース面の角度
・右手の手首の角度
・右肘の曲がっている角度

そのためにこの3つを維持するためのトップを作っておくことがポイントです。

・フェースが閉じている
・左手の甲が伸びて、右手首が曲がっている
・右肘が曲がっている

トップでインパクトの形がすでにできあがっている状態にしましょう。トップの位置でフェースが開いていたら、インパクトまでにフェースをスクエアに戻しましょう。

バックスイングでコックを作る

バックスイングのトップ辺りで、親指方向に手首を折る動きで左腕の間に角度を付けることをコックといいます。このコックが正しくできないと手首の角度を維持することができません。少なくとも90度の角度を付けてその角度を維持することを意識しましょう。

コックがうまく活用できると、金づちで効率的にクギを打つ動きに似ています。大きなトップを作りやすくなり、より飛距離が伸びていきます。タイミングが難しい方は、バックスイングで両手が腰の高さに来るまでにコックをつくって、そのままトップまで運ぶアーリーコックスイングを試すのもおすすめです。

下半身リードを意識する

トップでコックが作られた状態を維持したままインパクトを迎えるには、ダウンスイング時に下半身リードを意識することが大切です。初心者の方の多くはここで腕を使ってしまい、コックが崩れ手首の角度が維持できず手打ちになってしまうのです。

トップでつくった腕の位置はそのままにして腰を回転させることで手首の角度を維持できます。手首の使い方と下半身リードはとても密接な関係にあります。

ゴルフの振り下ろしの連鎖運動は、下記の順番でなされるように意識して行いましょう。

1.下半身で振り下ろす
2.上半身がついてくる
3.クラブが降りてくる
4.ヘッドが降りてくる

この連鎖運動が逆の動きになってしまうと、手首の角度は維持できません。トップの位置で、腕と手、フェースの形がインパクトまでそのままで良い状態ができているのが理想です。

ゴルフで手首の角度を維持するメリット

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手首の角度を維持できると得られる最大のメリットはリズミカルなスイングが可能となることです。ゴルフスイングではリズムがとても重要と言われています。アドレスからトップまでスムーズに振り上げて、切り返しから同じリズムでインパクトを迎えることが良いリズムと言われています。

前述したように、スイング中に手首の角度をキープするためには、テークバックでしっかりコックを入れることが重要です。

テークバックの際、手首のコックを使わないと手首を柔らかく使うことができず、ぎこちない動きとなりリズムが崩れます。切り返し以降に手首の角度を維持することでタメができ、ボールをしっかりとインパクトできます。

そうすると結果的にヘッドスピードが加速でき、飛距離のアップに繋がります。その他にも、アウトサイドイン軌道によるスライスが改善できたり、手打ちを防げるなど手首の角度を維持できると得られるメリットはたくさんあります。

ゴルフで手首の角度が維持できない原因と対処法

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手首の角度を維持しようと頭ではわかっていても、角度がほどけてしまってリズミカルなスイングができないというお悩みをお持ちの方も多いでしょう。そこで、手首の角度を維持できない原因と対処法を解説します。

手首の角度を維持できない最大の原因が手首のコックが使いにくいグリップの握り方をしているからです。前述したように角度のキープにはバックスイングの後半で手首のコックを使うことが重要です。

しかし、コックは意識するのではなく、自然と作れるようなグリップをすることが大切です。グリップを正しく握れていれば、手首は勝手にコックされ、ダウンスイングでも勝手に崩れてしまうということも避けられるのです。

では、コックが使える正しい握り方とはどんな握り方なのでしょうか。アドレスの状態で、適度に左の手首をコックさせた状態でグリップを握ることです。右手は左手と同様に、適度なコックで握りましょう。

そうすると、ダウンスイングで手首のコックが維持しやすくなり、バックスイングでも手首の角度を維持しやすくなります。

まとめ

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ゴルフで手首の角度を維持する方法やメリットについて解説しました。手首の角度を維持できると、リズミカルなスイングでインパクトを迎え、ヘッドスピードが加速しボールを遠くまで飛ばせます。

手首の角度の維持は、スコアアップを狙う上で重要なスキルのひとつです。手首の角度を維持する方法をマスターして、ラウンドを攻略しましょう。