ゴルフで太ももは重要？太ももをうまく使うコツやストレッチを紹介！
本記事では、ゴルフで太ももは重要なのかどうかを知りたいという方向けに、太ももの重要性やストレッチを紹介します。太ももをしっかり使うと、軸がしっかりして安定したスイングになります。スコアアップを狙うのであれば、太ももを意識しましょう。
ゴルフで太ももは重要？
ゴルフスイングの中で、下半身はとても重要な役割をしていて、下記のようによく言われています。
・下半身先行
・下半身始動
・下半身始動
・下半身リード
・下半身主導
まずはアドレスし、上半身がふらふらしないように下半身を踏ん張って構えて打ちます。
実際のコースでは、傾斜の中や強風の場合にもショットやアプローチをします。自分の体を支える下半身が安定していないと、いいスコアは出せません。
下半身のなかでも太ももはゴルフで重要な役割を果たしています。スイングの際に太ももの内側、つまり内転筋を利かせられないと、スウェーしてしまいます。
テークバックでは右にスライドしないように、右の内ももで体重を受け止めます。そして、ダウンスイングでは体が左に流れないように左の内ももで力を受け止めます。
ショット・アプローチ・パッティングにおいて内転筋をしっかり使うことができるようになると、土台が安定し軸がしっかりします。また、ショットの場合は地面からの反発エネルギーを利用してスイングが可能になるので、飛距離アップにもつながります。
ゴルフで太ももをうまく使うコツ
ゴルフは太ももが重要であることがおわかりいただけたと思いますが、具体的にどのように使えばいいのでしょうか。ここでは、ゴルフで太ももをうまく使うコツを説明します。
太ももで体重移動を行う意識を持つ
スウェーを防止するためには、体重移動の距離を短くする必要があります。両膝が外側に向いてしまうほど動くときには、体重は太ももの外側にかかってしまっています。
膝が動かないようにするためには、テークバックで右の太ももの内側、フォローで左の太ももの内側で体重を受け止める必要があります。
体重移動は左右ではなく、太もも裏の筋肉を活かして両足の周りを円を描くように動かす意識を持ちましょう。アドレスでは両足の土踏まずに体重を均等に乗せ、トップでは右足を伸ばして右のかかとに少し重心を置きます。
そしてインパクトでは左足を伸ばして左のつま先に体重を6割移します。すると、自然に円を描くように体重移動が可能です。
太ももに神経を集中させる
アドレスをしたら、まず太もも全体に力を入れることに集中しましょう。構えで、太ももに神経を集中させたら、少しだけ膝を外側に向けて開くことをイメージしてください。
このときつま先を軽く閉じると、太ももから下の足全体がしっかりと構えられているはずです。この姿勢を作れると、スイングの際に前傾姿勢を維持しやすいでしょう。
ゴルフで太ももをうまく使えるようになるストレッチ
下半身の動きは、ゴルフスイングで大きなパワーを生み出します。下半身を最大限動かすために必要なのは、太ももとお尻の筋肉です。
ゴルフスイングのアドレスからフィニッシュまで、常に太ももとお尻を使います。正しい下半身の動きをするためには、太ももとお尻の筋肉をきちんと使うことが重要です。そのために近道となる、太ももの筋肉をつけるためのストレッチを紹介します。
ハムストリングスストレッチ
ひとつめは、太ももの裏の筋肉のハムストリングスを鍛えるストレッチです。このストレッチは、背筋を伸ばした状態で太ももの裏の筋肉を伸ばすので体幹も鍛えられます。手順は下記です。
1.椅子を用意します。
2.椅子の座席部分に片方の足を乗せます。
3.背筋を伸ばしたまま上体を前に傾けます。
4.太ももの裏の筋肉が伸びているところで10~15秒キープします。
呼吸は止めずに深呼吸を繰り返しながら何度か繰り返し行いましょう。背中が曲がらないように注意してください。
スクワット
定番ですが太ももにはスクワットが最適です。ハムストリングスを鍛えるストレッチは、骨盤を前傾させる動きを紹介しました。ゴルフでは重力がある状態でも、骨盤を前傾できるようにする必要があります。
1.ドライバーなどの長いゴルフクラブを用意し、ヘッドが肩の高さにくるように体と平行に持って台などで調節します。
2.両手をヘッドの上に重ね、肩幅程度に足を開きます。
3.膝が前に出ないようにしながら股関節を曲げ、お尻を落としていきます。
4.上がる時は膝を後ろに引かないように、地面を押しながら立ち上がります。
膝が前や内側、外側に出てしまわないように、かかとを浮かせないようにする必要があります。また、両手で持っているゴルフクラブを傾かないように真っ直ぐ持ち、頭が前に倒れたりしないように、背中を真っ直ぐにしましょう。
まとめ
ゴルフでの太ももの重要性や、うまく太ももを使うコツ、トレーニング方法について解説しました。下半身をどっしり踏ん張ってスイングすることで、スウェーを防ぎミート率が上がり、ナイスショットが出せるようになります。
また、太ももから足元の土台をしっかり安定させると、スイングの際の上半身を脱力でき柔らかくスイングできます。太ももを意識して、回転軸をぶらさずスイングできるようにトレーニングしましょう。
