ドライバーショットでの前傾姿勢は大切？理想の前傾姿勢の作り方を解説！
本記事では、ドライバーショットでの正しい前傾姿勢について知りたいという方向けに、前傾姿勢の作り方を紹介します。正しい前傾姿勢をキープできていないと飛距離をロスしたりボールが曲がるミスに繋がる恐れがあります。ぜひ、ドライバーショットでの正しい前傾姿勢をマスターしましょう。
ドライバーショットでの前傾姿勢は大切？
ドライバーショットを成功させられるかは、その後のコースの行方を左右します。ドライバーショットでの前傾姿勢が上手くキープできずに、悩みを抱えている方も多いでしょう。ここではドライバーショットの前傾姿勢の大切さについて説明します。
スイングは前傾姿勢で決まる
ゴルフのスイングでナイスショットできるかどうかは、正しい前傾姿勢がキープできているかどうかで決まるといっても過言ではありません。アドレスのときの前傾姿勢が適切ではない場合、どんな打ち方をしてもミスショットしてしまいます。
ドライバーに合わせた前傾姿勢でアドレスをして、適切な角度を維持を保つことが重要です。
理想的な前傾姿勢
ドライバーはゴルフクラブの中でも長いクラブのため、前傾姿勢が浅くなります。緩やかな前傾姿勢が理想なので、無理して深い前傾姿勢を意識する必要はありません。具体的には背骨とゴルフクラブの延長線が交差した時に、直角に近い状態になっていることが理想的です。
浅い前傾姿勢の場合、身体への負担も少なくなります。したがって、ゴルフクラブの中でドライバーが最も優しく打てるとも言えます。また、ゴルフボールはティーアップされているため、ダフる可能性も低くなります。
背骨とゴルフクラブの延長線を意識することで、適切な前傾姿勢でアドレスをすることができます。
ドライバーショットでの正しい前傾姿勢の作り方
では、どのようにドライバーショットでの正しい前傾姿勢を作ればいいのでしょうか。ここではドライバーショットでの正しい前傾姿勢の作り方を説明します。
背筋を自然に伸ばす
ドライバーショットでの正しい前傾姿勢を作るポイントのひとつめは背筋が自然な形で伸びている状態です。まず、最初に真っ直ぐに立って背筋を伸ばし、両足は肩幅程度に広げます。背中が丸まっていると、正しい前傾姿勢を作れません。
背中を無理に反らすと背骨の自然なカーブが崩れてしまいます。無理のない程度に背筋を伸ばしましょう。反対に背中が丸まると猫背になります。猫背になっている原因は、下ばかりを見ていると猫背になりやすいからです。
その場合は、下は向かず真っ直ぐ正面を見て立つようにしてみると、背筋がすっと伸びます。下を見てしまうと、重心が前に移動してしまって、猫背になりやすいです。
足の付け根から前傾する
背筋を伸ばして、真っすぐに立ったら次に前傾姿勢を取ります。前傾する際は腰や背中からではなく、足の付け根から前傾することがポイントです。腰から上体を曲げようとすると、猫背になりやすいので注意してください。
前傾姿勢を作ったら、両手の力を抜いて膝を軽く曲げて右肩を左肩よりも若干下げ、その状態でクラブを握ります。
あごが下がらないようにする
前傾姿勢をとったときにあごが下がらないようにします。
前述したようにボールを凝視してしまうと、顔が下を向いてしまいます。そうすると、猫背になってしまうことがあるので注意しましょう。
あごが下がってしまうと、猫背になるだけでなく、バックスイングが制限されてしまうことがあります。バックスイングでは、あごの下に左肩を入れていくようなスイングになります。そのとき、あごが下がっていると、大きなバックスイングができません。
正しい前傾姿勢ができていないとどうなるのか
ドライバーショットで前傾姿勢が浅かったり深かったりするとどのような影響があるのでしょうか。ミスショットの原因につながる浅い前傾姿勢と深い前傾姿勢について説明します。
浅い前傾姿勢はスライスの原因になる
いわゆる棒立ちの構えはスライスの原因となります。前傾姿勢が浅い方は下記のような特徴があります。
・スタンス幅が広い
・背筋を伸ばすことを意識しすぎている
・力んでしまっている
前傾角度が浅いとスイング軌道はアップライトになり、アウトサイドインになりやすくなります。そうするとボールが右に曲がるスライスが出やすくなるので、注意が必要です。また、インパクトゾーンが短くなるためボールを芯で捉えられなくなります。
深い前傾姿勢はフックの原因になる
深く前傾したり、背中が丸まったりしてしまうとボールが左に曲がるフックのミスが出やすくなってしまいます。前傾角度が深くなるとスイング軌道はフラットになり、さらにインサイドアウトになりやすいです。そうするとフックのミスが出てしまいます。
また、ダフリが出たり、肩の回転が邪魔されてしまうので飛距離低下にも繋がる恐れがあります。
まとめ
ゴルフのドライバーショットでの前傾姿勢は大切かについて解説しました。ドライバーショットが上手くいくかは、そのあとのラウンドを左右します。
そのドライバーショットを成功させるためには、基礎のアドレスで理想の前傾姿勢を正しく作れるかにかかっていると言っても過言ではありません。正しい前傾姿勢をマスターしてスコアアップできるように、ポイントをおさえて練習しましょう。
