ゴルフでの右足の使い方は?飛距離を伸ばす右足の使い方を解説
本記事では、「ゴルフでの右足の使い方はどうしたらいい?」「飛距離を伸ばす右足の使い方が知りたい!」という方向けに、ゴルフでの右足の使い方と、飛距離を伸ばす右足の使い方を紹介します。飛距離を伸ばしてスコアアップを狙いたいなら、右足の使い方をマスターしましょう。
ゴルフでの右足の使い方は?
ゴルフにおける右足の使い方は、飛距離を伸ばすうえで重要です。特に右利きの人は、正しく右足を使うことにより安定感が抜群に良くなります。そのため、スコアアップのために必ず右足の蹴りや踏み込みを身につけましょう。ここでは、ゴルフでの右足の使い方を説明します。
スイングの基本の右足の動き
通常のスイングの右足の使い方は下記の通りです。
1、アドレスでは右足のつま先を若干開きます。重心は母指球に乗せ、膝を軽く曲げます。
2、テークバックでは、右膝の角度を維持したまま右膝のお皿を右に向けて回転させます。
3、ダウンスイングからインパクトにかけて、右足のくるぶしを地面につけるように横に倒します。
4、インパクトからフィニッシュでは、右足の親指の内側を起点に回転させます。
5、最後はつま先立ちで終わります。
以上の5つの動きを意識します。
アプローチのショットでの右足の使い方
アプローチショットでのテークバックからダウンスイングにかけては、左膝に右足を気持ち寄せていくだけです。右足に体重をかけた方が、テークバックで低くヘッドを引けるからです。アプローチのときはスタンス幅が狭いので、右足を少しだけ動かしましょう。
パターでの右足の使い方
パターのアドレスは前後左右均等に体重をかけます。飛ばすショットではないため、パターのときは腰から下の下半身は一切動きません。膝が動くとストロークがぶれてしまいます。膝を固定することでミート率が高くなり、距離感も出しやすくなります。
飛距離を伸ばすための右足の使い方のポイントは?
飛距離を伸ばすのに絶対的に必要なのは、「右足の蹴り」です。右足の強い蹴りによってパワーの源である股関節がうまく使えるようになるからです。こちらでは飛距離を伸ばすために重要な「右足の蹴り」を生むポイントを解説します。
テークバックの時に強く右足を踏み込む
右足の強い蹴りを生むためのポイントは、テークバックの時の右足の踏み込みにあります。初心者の方はダウンスイングからインパクトで右足を強く蹴ることを意識しがちですが、それだけでは強い蹴りになりません。
テークバックでクラブを動かす際、右足を踏むという意識がない方も多いでしょう。しかし、テークバックで強く右足を踏み込めば、強く右足を蹴ることができるのです。
具体的に右足を強く踏み込むために、下記を試してください。
・ボールをセットし、両足がしっかり上がるくらい足踏みをします。
・何度か足踏みを繰り返し、右足を踏み込んだ瞬間にクラブを上げます。
上記の時に強く踏み込むだけでなく、右足全体で地面を押すように踏み込むことが重要です。上記の動作によって、自動的に右足で強く蹴ることができます。
右足の踵はギリギリまで浮かせない
右足の踵をインパクトのギリギリまで浮かせないようにしましょう。ボールを飛ばす意識が強いと、どうしてもクラブを速く振ろうと上半身や腕に力が入ってしまいます。そうすると体全身が左を向き、左腰が開いて腰が伸びた状態になってしまいます。
腰が伸びると力が抜け、弱いボールになってしまい飛距離が伸びません。腰の開きを防ぐために、右膝を内側に絞り、右足の踵をインパクトのギリギリまで浮かせないようにします。
そうすると左足にしっかりと体重がかかります。下半身の内側で踏ん張ることでクラブヘッドを走らせることができ、遠くに飛ばせます。
母指球で地面を強く踏みつける
トップからインパクトにかけて、右足の母指球で強く踏みつけることを意識しましょう。母指球で強く地面を踏みつけると、下記のような事象を避けることができます。
・膝が前に出る
・のび上がらなくなる
・上下の動きが減る
上記のようなことが減れば、ヘッドの芯にボールが当たるようになります。
また、母子球をしっかり踏めているとスムーズに体重を左足に移動できるので、インパクトでしっかりと叩けます。母指球で強く踏みつけて踏ん張ることで、ヘッドスピードが上がり、ボールに最大限のパワーが伝わることで飛距離がアップします。
ゴルフで重要なのは股関節の外旋と内旋の可動域
ゴルフでは股関節の外旋と内旋の可動域が重要です。可動域が大きければ大きいほど、上半身と下半身のねじれの幅が大きくなり、スイングでのパワーを作れるからです。
通常ゴルフスイングでは、バックスイングをするとき右に重心を移動し、ダウンスイングをするときには左に重心を移動します。しかし、重心を移動するだけでは、飛距離はある程度しか伸びません。
もっと遠くへ飛ばすには、重心移動を通して上半身と下半身のねじりの差を大きくしなければなりません。そうすれば下半身のパワーを腕へと伝達でき、飛距離がアップします。そのために下記を意識しましょう。
1、バックスイングをするときには、股関節を内旋させ、右足に重心を移動する
2、ダウンスイングのときには、股関節を外旋させ、左足に重心を移動する
このように、股関節をねじる動きが加わることで重心移動がスムーズになり、飛距離がアップします。
まとめ
右足の使い方とポイントについて解説しました。正しく右足を使えるようになると、飛距離がアップします。しかし、右足の使い方が悪いと体が速く開いてひっかけのミスショットを引き起こします。
さらにダウンスイングで右足がボールに近づき、シャンクが出る恐れも高まります。正しい右足の使い方をマスターして、ボールを遠くに飛ばせるようにしましょう。