コラム

ラフからのアプローチ習得でスコアが縮む!簡単な打ち方を徹底解説

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ラフからのアプローチでの一番の悩みは、ショットが芝の状態に左右されてしまうことではないでしょうか。ラフからのアプローチで失敗すると、打数も多くなってしまいます。本記事では、簡単に習得できるラフからのアプローチの打ち方や注意点などを説明します。

50ヤード以内のアプローチはサンドウェッジ

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50ヤード以内のラフからのアプローチで、どのクラブを持てば良いか迷ったときには、サンドウェッジを持ちましょう。ここではラフからのアプローチに対して、サンドウェッジを使うメリットや簡単な使い方を説明します。

サンドウェッジを使うメリット

ラフからのアプローチに、サンドウェッジを使うメリットが2つあります。1つ目は芝の抵抗に負けにくいクラブであること、2つ目はボールの飛びすぎを防止できることです。ここでは、この2つのメリットを詳しく説明します。

芝の抵抗に負けない

芝の抵抗を受けるとヘッドスピードが減速し、飛距離が短くなってしまうという問題があります。ラフからのアプローチでは、芝の抵抗に負けない工夫が大切です。サンドウェッジはボールに対してヘッドが水平に入るので、芝の抵抗を少なくできます。

サンドウェッジのクラブヘッドには重さがあるので、ヘッドの重さを利用してスイングすることで、ヘッドスピードを加速できます。

ボールの飛びすぎを防止する

ラフからのアプローチで怖いのが、芝の抵抗に負けないように強く打つことで、ボールが飛びすぎてしまうことです。サンドウェッジはボールを高く上げる特徴があるので、飛びすぎるのを防止できます。

このとき注意してほしいことは、芝が絡むアプローチはスピンがかかりにくいため、ランが出やすくなります。ランが出ることを計算に入れて、ボールを落とす位置を決めなければなりません。

サンドウェッジの簡単な打ち方

打つときにはボールを横から払うようなイメージをもって、身体の中心を軸にして、振り子時計のようなスイングをします。

距離の調整はインパクトの強弱で出すのではなく、スイングのふり幅を小さくしたり大きくしたりすることで簡単に調整ができます。

ラフからのアプローチは3つのパターンで見分ける

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使うクラブが決まったら、次はラフに乗っているボールの位置を見る必要があります。大まかに分けると3パターンに分けられるので、状況に応じた打ち方を一つずつ説明します。

以下で紹介する3つのパターンで共通している注意事項は、打つ前にボールのある場所と似た状態の所で、一度素振りをしてクラブの抜け感を確かめる必要があることです。

ラフからのアプローチは、芝の抵抗がどれくらいあるかを知った上で、スイングの力加減を変える必要があります。素振りで芝の状態を確認してからショットに入ると、ミスを減らすことにつながります。

ラフの上にボールが乗っているとき

ラフの上にボールが乗っているときは、芝の抵抗が少ないのでフェアウェイでのアプローチショットと同じ打ち方をします。

なお、ラフにボールが乗っている状態はティーアップしているのと同じ状態です。クラブのフェースを開くとボールの下をクラブヘッドがすり抜ける「だるま落とし」というミスショットにつながるため、注意が必要です。

練習場ではティーアップをした状態を作るため、ゴムティーにボールを乗せてサンドウェッジのスイング練習をしましょう。クラブのフェースの開き具合を変えてスイング練習をすることで、だるま落としになる感覚をつかむこともできます。

ボールがラフの真ん中にあるとき

この状態は芝の抵抗を受けるため、芝に負けないようにグリップをしっかりと握り、クラブのフェースを少し開きます。このときも地面とボールには隙間があるため、フェースを開いた分だけ手元を下げると、だるま落としを防げます。

ボールを打つときには、遠心力を加えるために振り子時計のようなスイングの軌道をイメージして横から払うように打つと、減速をカバーしたショットができます。

深いラフに入ったとき

深いラフからのアプローチはクラブのフェースを開いて、短く持ち、ターゲットに向かってオープンスタンスに構えます。

深いラフの場合は芝の抵抗を強く受けるので、しっかりとスイングする必要があります。このアドレスをとることで、強めにスイングしても飛びすぎを防止しながら、芝の抵抗を減らせます。

フェースを開くと右に飛んでしまう不安がありますが、フェースを開いた分オープンスタンスに構えることで、ターゲットに向かって真っ直ぐにボールを飛ばせます。

逆目の深いラフ

逆目のラフとは、打ちたい方向とは逆向きに芝が生えていることを指します。逆目の深いラフでは、インパクトのときに芝の抵抗に手首が負けて、開いたフェースが閉じてしまう可能性があります。

アドレスのときにフェースを開いた状態を最初に作ってから、クラブを握り直します。この手順でアドレスをすることで手首が芝の抵抗に負けにくく、インパクトのときにフェースが閉じてしまうのを防げます。

まとめ

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ラフからのアプローチには様々な打ち方がありますが、今回は簡単な打ち方を紹介しました。ラフからのアプローチでは、ボールが芝のどの位置にあるかで打ち方が変わるので、芝の状況を見極めることが重要になります。

ラフからのアプローチは場数をこなすことで上達しますので、今回の記事を参考にしながら練習してください。