コラム

アイアンショットは方向性が重要!アイアンの方向性を高める方法を解説

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アイアンは飛距離より方向性が大切です。アイアンショットをするときはグリーン方向を狙う、もしくはグリーンに乗せるショットがほとんどです。グリーンの周りにはバンカーなど様々な落とし穴があり、方向が狂うと大たたきの原因になります。アイアンの方向性を高める方法を解説します。

アイアンの方向性が重要な理由とは?

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最近のアイアンは5番からサンドウェッジまでが中心で、ロングアイアンと呼ばれる3番や4番アイアンはユーティリティーを使うことが増えています。5番から8番アイアンまでをミドルアイアン、9番アイアン以下をショートアイアンと呼びます。

ミドルアイアンからショートアイアンはグリーンを狙うショットが中心になります。ミドルアイアンとショートアイアンでは狙い方は変わりますが、アイアンの方向性が安定していないと、難しいショットやパットを残すことになります。

アイアンショットの方向性が重要な理由を、アイアンのロフトに合わせて説明します。

ミドルアイアン

ミドルアイアンを使う場合はグリーンまで100ヤード以上の距離があります。例えばグリーンセンターまで140ヤード程度ある場合、一般的なアマチュアの男性は7番もしくは8番のミドルアイアンを選択することが多いでしょう。

この位の距離があるとグリーンに乗る確率はあまり高くありません。グリーンの周りにはバンカーや深いラフ、難しい打ち上げなどがあります。つまり、難しい場所にボールが行かないようにするとスコアがアップします。

例えば、グリーンの右側が危険な場所が多いのであれば、左側を狙うべきです。方向性が安定していないと危険な方向に飛んで行ったり、安全な方向を狙っても予想以上に曲がって難しくなってしまう、などの状況になります。

ショートアイアン

ショートアイアンはカップまで距離がない場合に使います。ショートアイアンでは、多少方向性がずれてもグリーンに乗せることができます。ショートアイアンのミスはダフってグリーンに届かなかったり、トップをしてグリーンをオーバーしてしまう場合が多いです。

しかし、せっかくグリーンの近くまで来ているのですから、できるだけピンのそばに寄せたいと考えます。そうすると飛距離と方向性の両方が重要になります。

日本のゴルフ場の場合、受けグリーンの設計になっているホールが多くなっています。前後のズレの場合はパッティングではほぼ真っすぐになりますが、方向性がずれると曲がるラインになってしまいます。つまりパッティングが難しくなります。

やさしいパッティングをするためにも方向性が重要になります。

アイアンの方向性が悪くなる原因

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アイアンショットの方向性が安定しない原因を分かっていないと、改善はできません。スイングに問題がある場合から、コースの状況に原因がある場合など、原因は多岐にわたります。主な原因を解説します。

もともとアドレスから方向が違っている

アドレスで右や左を向いている場合があります。右や左を向く癖のある人はアイアンだけでなく、ドライバーでも同じ癖があります。アドレスの時に、向きが正しいかどうかチェックしてください。

錯覚による方向性の間違い

コースでは背景に山が見えたり、手前にスタイミーになる物があると錯覚を起こして、間違った方向にアドレスしてしまう場合があります。ボールの数十センチ目標側に目印を見つけて、その方向にアドレスするようにしてください。

傾斜によって方向性が悪くなる

つま先上がりや下がり、左足上がりや下がりによって方向性をコントロールすることが難しくなります。特につま先上がりや下がりはドローボールやスライスボールが出やすくなるため、コントロールは更に難しくなります。

ラインショットはアイアンの方向性を高める

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アイアンの場合は番手を変えることで、フルショット、スリークォーターショット、ハーフショットで同じ距離を出せるので、選択肢が多くあることを理解してください。

例えば、アイアンは一つ上の番手を選べば飛距離をカバーできます。9番アイアンでフルショットしたときの飛距離が120ヤードだとしましょう。すると8番では4分の3程度のスリー・クォーターショットで、7番アイアンの場合はハーフショットで120ヤードを出すことができます。

ラインショットはクォーターショットで打つ方法のことです。ボールの方向性を高めるためには最適な方法です。ラインショットのメリットは方向性だけでなく、ミート率が上がるのでミスが少ない、低めのボールが出るのでトラブルが少なくなる、などのメリットもあります。

プロゴルファーもこのラインショットは良く使っています。例えば、右は池、左には深いバンカーになっていて、狙う方向が狭い場合、ラインショットで方向性重視で打っています。

ラインショットの打ち方

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方向性を高めるラインショットですが、普通の打ち方とは少し異なります。その打ち方を紹介しますので、練習場では必ずラインショットの練習を取り入れて、アイアンの方向性を高めてください。

左足体重で構える

ボールをセンターに置いた状態で、左足の土踏まずに7割程度の体重が乗るように体を移動させます。その時に腰だけが左にならないように注意してください。背骨全体が左に移動するようにします。

するとハンドファーストが強くなりますが、それで構いません。ただし、フェースの向きが変わらないようにしてください。

フルショットではなく、スリークォーターで打つ

トップのスリークォーターは作りやすいですが、フィニッシュもスリークォーターになるようにしてください。振りきってしまうと方向が安定しなくなります。

フェースのローテーションはできるだけしないようにする

通常のショットではフェースをローテーションさせることで飛距離を出しますが、ラインショットの場合は、フェースのローテ―ションを控えめにしてください。これは難しい技術になりますので練習が必要です。

ハーフショットでフェースのリーディングエッジが地面と垂直になっていると、ローテーションをしていることになります。地面と45度位の角度になるように練習してください。

まとめ

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アイアンの方向性を正確にすると、スコアが非常に良くなります。アイアンの飛距離は気にせずに、方向だけを気にするようにしてください。ラインショットをマスターすると、難しい場面でも正確なショットが打てるようになります。

是非、正確なアイアンショットを手に入れてベストスコアを更新してください。