アイアンショットが上手になるコツは?オススメの練習方法も紹介!
本記事では、「アイアンショットが上手くなるコツってあるの?」「アイアンショットの練習方法が知りたい!」という方向けに、アイアンショットが上手くなるコツとおすすめの練習方法を紹介します。スコアアップを狙いたいなら、アイアンショットをマスターしましょう。
アイアンショットが上手になるコツ
アイアンは、ラウンドにおいて飛距離よりも狙った場所へ飛ばすために使います。ゴルフは自分の狙った場所にボールを運ぶスポーツなので、アイアンは使用頻度が最も高いクラブといえます。
そのため、スコアアップのために必ず上達したいクラブのひとつです。こちらではアイアンショットが上手になるコツを説明します。
そもそもアイアンの役割とは?
アイアンは、飛距離を細かく打ち分け、狙った場所にボールを運ぶ操作性に優れたゴルフクラブです。ドライバーのように遠くまで飛ばすのが目的ではなく、短い距離を狙うときに、方向性と飛距離の「正確さ」を高めることが目的です。
アイアンの大きな特徴として、フェアウェイでの使用が一番多くなるのは当然です。しかし、ラフやバンカーなど様々なコンディションの地面にも対応できるという特徴があります。
アイアンは通常3〜9番までの番手があり、番手が大きくなるほどクラブの長さが短くなり、ロフト角が大きくなって飛距離が落ちます。多くの種類があり使用する場面が多いということは、アイアンが上手くなれば、スコアアップに直結するということです。
ストロンググリップで握る
アイアンを上達させたいのであれば、ストロンググリップでクラブを握りましょう。ストレートグリップに構えている場合、大きなスライスが出たりスライスを避けようとしてフックが出てしまったりするというような、左右のブレに悩むゴルファーがいます。
フェースを開いたり閉じたりといった操作をしやすいストレートグリップは、上級者であればボールの曲がりを意図的にコントロールしやすいので効果的です。
しかし、初心者や中級者はテークバックからフォロースルーまで、できるだけフェースの向きを変えずに打つことが重要です。そのため、ストロンググリップが効果的です。
ストロンググリップの握り方は、グローブのマジックテープのロゴが全て見えるくらい左手をかぶせて持ちます。ストロンググリップにすることで、フェースの動きがロックされ、ボールの方向性を安定させることができます。
上半身の力を抜く
スイングの基本は下半身主導の動きなので、上半身の力を抜くことが大事です。自分が力を入れすぎているかどうか確認するために、後方からスイングの動画を撮ってみましょう。
インパクトの時、首があまり見えていない状態だと、力が抜けていない恐れがあります。力が入り過ぎている人は、腕が伸び切って肩が上に上がり、首が見えない状態になっています。
首が見えない人は、インパクトで力みすぎている証拠です。下記を意識してください。
・インパクトで力まない
・インパクトではなくフォロースルーで力を入れる
結果的にインパクトでの力が抜け、フォロースルーで加速していく理想的なスイングに近づくことができます。
ハンドファーストを意識する
アイアンだけでなくどのクラブでも、クラブより手元を先行させるハンドファーストであることが大切です。特にアイアンは、正しいスイング軌道により正確な場所に真っすぐに飛ばすことが目的なので、ハンドファーストが非常に重要です。
ハンドファーストをする際のポイントは下記3つです。
・左手が左太腿の内側にある
・グリップが足の付け根を指す
・右手がちょうど股間のセンターにある
上記のポジションで構えると自然とハンドファーストの形になり、そのまま振り切りやすくなります。右手は両足の真ん中にあるのが目安です。
体の真ん中で構えてしまいがちですが、体の真ん中で構えるとクラブより手元が後ろにあるハンドレイトになり、スイングしやすくなるので注意しましょう。
体重移動をスムーズにしてスイング前にインパクトの形を作る
アドレスの時の重心は、左右の土踏まずに均等に体重を乗せます。構えの時に極端に左足に体重をかけてしまうと、ダウンブローになりすぎてダフリの原因となる恐れがあるため、気をつけましょう。
しかし、インパクト時は利き腕と反対の足に体重が乗っている状態になります。その感覚を掴むために、アドレスからスイングする前にお腹を軽くひねって、インパクトの形を作ります。
その状態からお腹を反対にねじり、クラブをトップに振ってからダウンスイングします。スイング前にこの動きをしておけば、正しいインパクトの感覚をつかむことができるでしょう。
利き手と反対の手の甲を飛ばしたい方向に向ける
ボールを飛ばそうと力が入りすぎると、手の甲は上を向きがちです。アイアンを上達させるコツで、利き手と反対の手の甲が、狙っている方向に向くようにインパクトさせる方法があります。
また、力任せにスイングするとフェースが開いて手の甲も狙っている位置より外を向いてしまいます。飛ばしたい方向へ確実に飛ばすには、スイング時の手の甲の方向を意識してみましょう。
アイアンショットが上手になる練習方法
アイアンは、狙った場所にボールを運ぶための重要な役割をもったクラブです。なかなかアイアンが上手にならないというお悩みをお持ちの方も多いでしょう。スコアアップを狙うならアイアンの使い方をマスターする必要があります。ここではアイアンショットが上手になる練習方法を紹介します。
右足のかかとでボールを踏む
アイアンショットが上手くなりたければ、右足のかかとの下にボールを踏んだ状態でショットする練習がおすすめです。スコアアップの鍵となる理想的なダウンブローを身に付けるためには、重心を左足に乗せて打つ必要があります。
アイアンショットでダフリやトップなどのミスショットが多い方は、アッパースイングというすくい上げて打つショットになってしまっている傾向があります。ダウンブローはインパクトでの地面との衝撃が大きく、フォロースルーが取りにくくなっています。
そのためこの練習を繰り返し、ダウンブローのインパクトの感覚を掴みましょう。
ティーアップをする
ティーアップしてアイアンで正しいスイングができているか確認しましょう。なお、マットの上での練習だとスイングに失敗しても、マットの上でクラブが滑ってボールが飛ぶことがほとんどです。
しかしドライバーで打つときのように、ティーアップをしてアイアンで打つと、ヘッドがボールのどの位置に当たっているかが分かりやすくなります。打ったとき、ティーに大きく当たってしまうようであれば、実際打つときにダフってしまう恐れがあります。
逆に、ボールの上を叩いたときも確認がしやすくなります。ティーにほとんど触れずにボールに当たれば、アイアンショットがうまくいっていることになります。ティーアップしてヘッドの打点をしっかりと確認してください。
まとめ
アイアンショットが上手になるコツと練習方法について解説しました。アイアンはゴルフの基礎で、スコアアップを狙う上で重要なクラブのひとつです。アイアンショットを上達させてラウンドのスコアアップにつなげましょう。