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砂が硬いバンカーからの打ち方が知りたい!難易度やポイントを解説

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本記事では、砂が硬いバンカーからの打ち方が知りたいという方向けに、砂が硬いバンカーからの打ち方とホームランにならないポイントを紹介します。スコアアップを狙うのであれば、砂が硬いバンカーショットの打ち方をマスターしましょう。

砂が硬いバンカーからの打ち方のポイント

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雨で濡れている場合や、寒い季節のバンカーは砂が硬く締まっていて、普段通りに脱出しようとしてもなかなか上手くいきません。脱出がうまくできずに、悩みを抱えている方も多いでしょう。こちらでは砂が硬いバンカーからの打ち方のポイントを説明します。

フェースは開かずに打つ

硬い砂のバンカーからの打ち方のポイントとして、フェースをあまり開かないで打つことが挙げられます。

バンカーの状態が硬くカチカチになってしまった状態で、フェースを開いてしまうと硬い地面に跳ね返されてホームランになってしまいます。

バウンスが小さいサンドウェッジを使う

バンカーの砂が硬い場合は、バウンス角が少し小さめのサンドウェッジを使用するのもおすすめです。硬い砂からのバンカーショットで普段どおりサンドウェッジを使用すると、クラブヘッドが砂に潜らないようについているバウンスの影響で、クラブが跳ね返されてしまいます。

したがってバウンスがほとんどないサンドウェッジを用意して、コースのコンディションによって使い分けるのがいいでしょう。バウンスが小さいサンドウェッジの目安は、バウンス角が8度以下のものです。

指をしっかりとグリップして緩めない

硬い砂に上から鋭角にヘッドを入れて打ち込んでいくので、グリップをしっかり握って、絶対に緩めないようにしてください。インパクトの瞬間にグリップに緩みが出るとボールの下をえぐり取ることができず、地面に弾き返されてしまいます。

力まかせに強く握り過ぎるのはよくないですが、振っていくときに手の中でグリップがブレ過ぎないよう心がけてください。ブレないグリップを作るには、左手の中指・薬指・小指の3本を特にしっかりと握り、最後まで緩めないのがポイントです。

ボールを右寄りに置く

通常のアドレスを構えたら、ボールの位置を少しだけ右寄りに置きましょう。右寄りにすることによって、バウンスをなくしてボールが打ちやすくなるというメリットがあります。それによって、ヘッドが弾き返されるのを防ぐことができます。

クラブを鋭角に入れる

ゴルフクラブを通常時よりも少し鋭角に入れて、固い砂にぶつけていくことをイメージしてみましょう。バウンスを使ってボールをふわりと上げる意識でショットすると砂に弾き返されてしまってトップしやすいので、しっかり打ち込んで深く短く砂を取っています。

砂が硬いバンカーの難易度は?

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バンカーは、砂質や砂の量によって難易度が変わります。一般的に、砂がさらさらしているバンカーや、砂の量が多くふかふかした柔らかいバンカーのほうが、飛距離が出しにくく難易度が高いといわれています。

これに比べて、砂の目の粗いバンカーや、砂の量が少なくて固く締まっているバンカーはヘッドが砂に潜りにくいため飛距離が出しやすく、またクラブが滑る分ダフりにくいので、脱出自体は比較的簡単です。

ただし、硬い砂の場合は、ヘッドが砂に弾かれやすく、ボールを高く上げることが難しいという点は注意が必要です。硬い砂に適した打ち方をしなければなりません。

バンカーでホームランが出ないようにするポイント

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バンカーから脱出させようとするあまり、力一杯スイングしてホームランになってしまう悩みをお持ちの方は多いです。では、どうすればホームランを防ぐことができるのでしょうか。

ここでは、ホームランを防ぐための、正しい構え方や体の使い方を説明します。

重心を低くする

バンカーショットでホームランを防ぐには、ボールにリーディングエッジを当てずに、 ヘッドを横から入れるために、低く構えて重心を落としましょう 。具体的には膝をいつもよりも曲げて構えます。バンカーショットでホームランが出てしまう原因の1つに、構えた際に重心が高いことが挙げられます。

バンカーショットではボールの手前からヘッドを入れて、ボールの下をヘッドが潜り抜けるようにショットします。重心が高すぎてホームランが出ている人の場合は、下記を心がけてください。

・通常のショットよりも低く構えること

・ヘッドの最下点がボールよりも下にくること

これらを意識して構えることで、バンカーショットでのホームランを防ぐことが期待できます。

無理にボールを上げようとしなくてもロフトの多いウェッジが自然とボールを上げてくれるので、ボールを上げようと意識して打たないようにしましょう。

力を抜く

バンカーショットで力みは禁物です。バンカーから脱出させる意識が強くなると、どうしても力んでしまいます。しかし、腕の力が入っていると、スイングのスピードが上がりホームランになってしまいます。

そのため、力ではなく遠心力で打つことを心がけましょう。遠心力はクラブを長めに持ち、ヘッドの重さを最大限に生かすことで発揮できます。遠心力を使って打てば自然とボールが上がりバンカーから上手く脱出できます。

まとめ

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硬い砂のバンカーからの打ち方とホームランにならないポイントについて解説しました。バンカーから一発で脱出できれば、その後のラウンドもスムーズです。バンカーからの脱出は、スコアアップを狙う上で重要なアプローチのひとつです。硬い砂のバンカーからの打ち方のコツをマスターして、バンカーを攻略しましょう。