コラム

難しい左足上がりのフェアウェイウッドを克服!そのコツとスイング方法を解説!

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パー5で2打目をフェアウェイウッドを使いたい。でも、左足上がりが強くてフェアウェイウッドを使うのは難しい…と考える人は多くいます。しかし、ポイントを押さえればフェアウェイウッドでナイスショットができます。この記事では、そのポイントを詳しく解説します。

左足上がりのアドレス方法

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左足上がりでフェアウェイウッドを使う時には、アドレスについていくつかの注意点があります。平らな所では両足に均等に体重をかけて構えますが、左足あがりの時には体重のかけ方、ボールの位置、背骨の傾斜などに注意が必要です。それぞれについて説明します。

右足体重で構える

左足上がりの場合は体重は右足にかかります。地面が斜めになっているので、自然に構えると右足の方に体重が大きくかかっていることがわかります。これで普通のスイングをすると安定してボールを打つことはできません。左足の方への体重移動ができなくなるからです。

アドレスでは右足を伸ばして、左足を斜面分だけ大きく曲げるようにしましょう。曲げる度合いは両膝を結んだ線が重力方向に対して垂直になるようにします。地面と平行ではありません。こうすると右足は突っ張った形になり、極端にいうと右足一本で体重を支えるような形になります。

背骨は地面に対して垂直

背骨は地面に対して垂直になるように構えます。すると両肩を結んだ線は地面と平行になります。これによって下半身に対して上半身を右に傾けた形になります。

背骨を重力に対して垂直に構えるとスイングの途中でクラブのヘッドが地面に突き刺さるようなスイングアークになり、フォロースイングが全く取れないスイングになってしまいます。

軽いオープンスタンスにする

目標に向かって平行に両足を構えたあと、左足を少し後ろに引いてください。つまり、オープンスタンスの構えにします。

この構えにするのはフォロースイングの通り道を作るためです。スイングで左足に体重移動ができないので、左足が邪魔になってスイングがやりにくくなるからです。オープンスタンスにすることでフォロースイングが取りやすくなります。

ボールの位置

ボールの位置は中央に置きます。オープンスタンスにすると相対的にボールの位置は左にずれます。少し左にずれた場所が適切なボールの位置と考えてください。

この位置は傾斜の度合いやクラブの種類によって変わってきます。この記事ではフェアウェイウッドの場合を説明していますが、ショートアイアンなどではセンターより右側に置くケースもあります。

右足体重でスイング

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左上がりのスイングは普通のスイングとは少し違っています。体重移動ができないからです。傾斜があまりなければ普通のスイングでも構いませんが、普通に立った時に右足に体重がかかっていると感じたときは注意が必要です。

右足体重のまま打つ

左足上がりでフェアウェイウッドを使うときには体重移動はしません。アドレスで右足に体重は乗っていますが、そのまま右足を軸に肩や腕を回転しましょう。無理に左足に体重を移そうとすると大きくダフったり、空振りさえしてしまう可能性があります。

右足で体重を支えているので、スイングの際には土踏まずに全体重を乗せたまま打つという感覚を大切にしてください。

フィニッシュは通常のスイングでは左足の方に右足が寄ってきます。左足上がりの場合、フィニッシュで左足が右足の方によって来てしまうこともあります。

飛距離を出そうとしない

左足上がりの場合はボールが上がりやすくなります。その分、飛距離が落ちます。更に、体重移動ができないので飛距離は出ません。飛距離を意識するとスイングが崩れますので、確実にフェアウェイのセンターを狙うということに集中するようにしましょう。

出やすいミスに注意

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左足上がりのショットは平らな所のショットに比べてミスが出やすくなります。どのようなミスが出やすくなるかを知っておくことでコースマネジメントが楽になります。

プッシュアウトが増える

右足体重で打つと右へのプッシュアウトが増えます。オープンスタンスにすることで右へのプッシュアウトを防げます。アドレスの時にオープンスタンスに構えるという説明をしましたが、オープンスタンスが少ないと右方向に飛んで行ってしまう可能性が高まります。

トップやダフリが増える

両肩の結んだ線を地面と平行にすることが難しくなります。その結果、トップやダフリが増えます。スイングはできるだけコンパクトにすることをお勧めします。

左足上がりでフェアウェイウッドを使うときのコースマネージメント

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フェアウェイウッドを使うケースはパー5で第2打というケースが多いと思います。また左足上がりの時は、そのホール全体が打ち上げになっている場合も多いと思います。第2打の飛距離は欲しいですが、左足上がりの場合は間違いなく飛距離は落ちます。飛距離が落ちることを想定してコースを攻略するようにしてください。

また、左足上がりのフェアウェイウッドは技術的に難しいですから、左右にハザードや林などがあり、2打目の落とし場所が難しい場合はユーティリーやアイアンを使って確実性を上げることも考えましょう。

まとめ

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左足上がりのフェアウェイウッドの打ち方を解説してきました。練習場ではなかなかできない打ち方になりますので、ラウンドで左足上がりの状況になったときには、解説したポイントを思い出してショットをしてください。

ナイスショットが出ると自信につながりますので、スコアアップが期待できます。