ゴルフの花道とは?花道からのアプローチの基本とポイントを解説!
本記事では、「ゴルフの花道とは?」「花道からのアプローチ方法が知りたい!」という方向けに、ゴルフの花道のアプローチの基本とポイントを紹介します。スコアアップを狙うのであればマスターしておきたい花道からのアプローチについてまとめましたので参考にしてください。
ゴルフの花道とは?
花道とは、別名エプロンとも呼ばれるフェアウェイからグリーンにまで繋がる芝が短く刈られている場所のことです。舞台の花道のことを「エプロンステージ」と呼ばれていることやグリーンがエプロンをしているように見えるという理由で花道と呼ばれているようです。
花道はどのホールにも必ずあるというわけではなく、存在しないホールもあります。例えば四方を池に囲まれたアイランドグリーンや、谷やバンカー越えで存在しないホールがあります。
花道からのアプローチの基本
花道からのアプローチはスコアアップのために必ずマスターしておきたいスキルのひとつです。こちらでは花道のアプローチの基本を説明していきます。
花道からアプローチをする理由
花道はゴルフでいいスコアを出すために上手に活用する必要があります。グリーンまで距離がある場合やグリーンを確実に狙う自信がない場合に、この花道を意識的に狙いましょう。
なぜなら花道は、グリーンへとフェアウェイが続いており、芝の長いラフなど障害物がないためアプローチがしやすいのです。アプローチは「寄せの基本」になるので、マスターすることはゴルフ上達にとって欠かせないポイントになります。
そのため、グリーンを上手く狙えないというときは、花道を狙ってコースを攻略した方が結果的に良いスコアに繋がるケースがあります。ただし、花道の両サイドはバンカーやラフになっているので、自分のスキルに合わせて狙いを定めましょう。
花道からアプローチをするときに使うクラブ
花道からのアプローチに使うクラブは何を選んだら良いのでしょうか。基本的にはアプローチウェッジまたはサンドウェッジを選びます。
どちらを使ってももちろん良いですが、花道には障害物がないので、できるだけ転がして寄せることを考えましょう。アプローチウェッジまたはサンドウェッジ以外にもパターを利用したり9番アイアンなどのクラブでパターをするように打つのもおすすめです。
花道からのアプローチのポイント
せっかく花道まで順調に来たのに、そこからのアプローチで失敗してしまうというお悩みをお持ちの方も多いでしょう。スコアアップを狙うなら花道からのアプローチの仕方で大きく変わってきます。ここでは花道からのアプローチのポイントを解説します。
スタンス幅はいつもよりも狭く左脇をしめる
アプローチではスタンス幅はいつもよりも狭くします。両足の間はこぶしひとつ分くらいにするのが目安です。そしてアドレスの段階でダフリやトップが出にくい構えを作るようにしましょう。
インパクトで緩まないようにするためには左脇を締めて構えると緩みにくいです。アドレスの時に左腕を胸の上にのせるようにして上からセットすると、理想的な体と腕に一体感があるアドレスになります。
アドレスの時にしっかり左腕を上から回すようにしてセットするだけで、インパクトの精度は上がります。左脇を締めておくことで体と腕、クラブに一体感が生まれて、手打ちを防ぐことにつながります。
テイクバックからフォローまで体を回転させる
インパクトで緩まないようにするためのコツは、テークバックからフォローまで体をきちんと回転させることです。いつものショットよりも振り幅が小さいので、どうしても回転が止まって手だけで振ってしまいがちですが、テイクバックからフォローまで、体を回転させることが必要です。背骨を軸にして、肩をしっかりと回していくことを意識しましょう。
またインパクトはヘッドが加速しながら迎える必要があり、そのためにはフォロー側を大きくする意識を持つとより良いでしょう。
テイクバックが大きくてフォローが小さくなってしまうことや、インパクトが緩くなりダフリやトップの原因になります。振り幅は、テークバック4に対してフォローが6くらいの割合がおすすめです。フォロー側の割合を大きくしておくと、ボールに当てに行く動きがなくなり、インパクトが通過点になり緩みにくくなります。
グリップを短く持ちボールは右足つま先前に置く
アプローチでは、まずグリップをシャフトをぎりぎり触るくらい短く持ち、ボール位置は右足つま先の前にセットし、かかとを少し上げましょう。
体重は右でも左でもなく体の中心におきます。目線は上げ過ぎずに、ボールの落としどころを見るようにし、距離に合わせた振り幅で振っていきます。そうすることでダフリやトップのミスも減りグリーンやカップに寄せられる確率が高くなります。
まとめ
ゴルフの花道からのアプローチの基本とポイントについて解説しました。せっかくグリーンの近くまできたのに、ダフリやトップをしてしまってなかなか寄せられず、すぐそばにカップがある状況で打数が増えてしまうのはもったいないですよね。
花道でのアプローチはスコアアップを狙う上で重要なスキルのひとつです。花道からのアプローチをマスターしてスコアアップできるようにポイントをおさえて練習しましょう。