コラム

一発で出せるバンカーショットとは?ボール位置が明暗を分けていた!

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バンカーから一発で脱出するには、ボールの置き位置が重要です。 ボールの位置は左なのか、正面なのか、それとも右なのか。果たして正しい位置は何処なのでしょうか?バンカーショットの打ち方やボールの位置について説明していきます。

バンカーショットの基本

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バンカーショットは砂の上で打つため、通常のアプローチとは打ち方が異なります。まずは基本的なバンカーショットを身につける必要があります。

アドレスはスクエアが基本

スタンスは他のアイアンショット同様に肩幅程度に開き、足元は砂に埋もれすぎない程度に固定します。

バンカーショットも下半身が先導してボールを打つため、特にスタンスを広げ過ぎる必要はありません。あまり広げると下半身の動きが鈍くなってしまいます。

しっかりと振り切ることが大切で、フォロースルーで振り切らなかったり、叩きつけるようにしたりしてはいけません。全身でフィニッシュすることが大切です。

エクスプロージョンショット

バンカーからの脱出は、砂を爆発させるように打つエクスプロージョンショットが基本です。

エクスプロージョンは爆発という意味があります。強く砂を叩いて爆発させるように打つイメージがありますが、これでショットとすると大抵はダフってしまいます。これは砂を爆発させるように打つと、ヘッドがボールに対して鋭角に入っていくからです。

バンカーショットはボールの下にお札があると仮定してください。そのお札を下の砂ごとそぎ取るイメージでエクスプロードさせます。ボールをお札ごとフェースに乗せるように柔らかく飛ばすことが大切です。

実際にお札の真ん中にボールをのせてみると、イメージしやすいと思います。

体は開きすぎない

バンカーショットはフェース面を開いてオープンスタンスで打つイメージがありますが、もともとサンドウェッジのロフト角は56〜60度くらいに開いています。

アゴが高くてボールを高く上げないと脱出できない状況以外は、あまりフェースを開かなくても問題ありません。

バンカーショットの体重配分は左右5対5が基本です。体を開いて構えると、右足に体重がかかりバランスを崩す原因になってしまいます。

スイング軌道

バンカーショットはエクスプロージョンで打つ以外は、アプローチ同様の打ち方で問題ありません。

スイングはインサイドイン軌道で、手首を返さずにお札の真ん中にボールが乗っているイメージで、ボールの後ろ側をサンドウェッジのソールから打ち込みます。

ターゲット方向へストレートに振り抜いて、アプローチ同様に右足裏側を後ろ側に向けるようにフィニッシュします。

しっかりとフィニッシュを決めることで、腰が回転して手打ちの防止にもなります。

サンドウェッジのバウンスとは

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サンドウェッジのソール部分のでっぱりのことをバウンスといい、シャフトと地面を垂直にした時に、クラブヘッドのエッジとソール面にできる角度をバウンス角といいます。

バウンス角は8〜14度くらいで、角度が大きいほどバウンスは大きくなり、小さいほど小さくなります。バウンスの役割はインパクトの時に、ヘッドが砂のなかに潜り込むことを防止して砂の上を滑るようにすることです。

初心者は比較的バウンス角の大きいサンドウェッジを使用すると、バンカーから楽に脱出することができます。

ボールの位置

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バンカーショットでボールを置く位置は非常に重要です。ボールの位置は大きく分けると以下の3通りになります。

体の真ん中にセットする

基本のスクエアで構えるのであれば、ボール位置は両足の真ん中で構いません。

ボールをインパクトをする位置やその時にエクスプロージョンでどれだけの砂の量が取れたかなどを確認してください。バウンスの使い方も基本のスイングで身につけてください。

基本の構えで一定したバンカーショットができるようになると、ほとんどのバンカーから一発で脱出できるようになります。

体の左側にセット

一般的にバンカーショットのボールの位置は、体の左側、左足かかとの線上にセットするのが良いとされています。

なんとなく左側だと打ちにくいように感じますが、クラブヘッドの入射角が緩やかになるので、エクスプロージョンが比較的簡単にできるようになります。これでダフリのミスも少なくなります。

フェースを少し開いてオープンスタンスに構えて打つことでバウンスも上手く使えます。先述しましたが極端に開いてしまうとミスの原因になるので注意してください。

バンカーショットのボール位置は左側にセットするのが正解といって良いでしょう。

体の右側にセット

体の右側にセットするとクラブヘッドの入射角が鋭角になり、ダフリの原因になってしまいます。バウンスも使いづらくなるので、一発でのバンカー脱出は困難になります。

体の右側にセットするのはやめた方がよいでしょう。

バンカーの種類と状態でボールの位置を使い分る

バンカーでのボールの位置は、体の真ん中か左側にセットしましょう。

フェアウェイバンカーはアゴが低いのでエクスプロージョンで打つ必要はありません。このバンカーのボールの位置は体の真ん中で打てば良いでしょう。

グリーン周りのガードバンカーはアゴが高く砂の量も多いので、エクスプロージョンを効かせたバンカーショットが必要です。ボールを体の左側にセットしてショットしましょう。

ボールの位置は二者選択にして、バンカーの種類やその状態で難しく考えずに使い分けましょう。

まとめ

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バンカーショットのボールの位置はセンターか左寄りに構えて、バウンスを使ってスイングしましょう。左足よりに置けば自然とボールの手前を打ちに行くので、エクスプロージョンを使った、良いバンカーショットができるようになります。