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ゴルフのトップの正しい作り方とトップ位置を作るポイントを解説!

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本記事では「ゴルフのトップの正しい作り方がわからない」「最適なトップの作り方が知りたい!」という方向けに、ゴルフのトップの正しい作り方について紹介します。最適で理想的なゴルフのトップ位置を作るのに大切なポイントについてもまとめましたので、参考にしてください。

ゴルフのトップの正しい作り方

最適で理想的なトップの位置は狙った方向へ打つことができ、飛距離にも大きく関係しています。初心者が、このトップの位置が分からないまま練習を繰り返し進めてしまうとスコアにも影響が出てしまいます。そこでここではトップの重要性とゴルフのトップの正しい作り方について解説していきます。

そもそもトップとは

ゴルフにおける「トップ」とは、スイングの中でバックスイングからダウンスイングへ切り替える瞬間で、両手の位置が最も高くなるポイントの事を指します。正式には「トップ・オブ・スイング」や「トップポジション」ですが、略して「トップ」と呼ばれており、トップの位置はゴルファーによって異なり定義するのが難しいものです。

トップの位置が高いゴルファーもいれば、低いゴルファーもいます。なぜなら身長や腕の長さ、体の柔らかさ、前傾姿勢の角度などによって動きに違いが出るからです。

つまりトップの位置に「この位置が正解」という決まりはありません。しかし、毎回トップ位置が大きく不安定では、切り返し以降に悪影響を及ぼすため自分にとって安定した、最適なトップの位置を身に付けておくことは非常に重要です。

トップを作るステップ

自分にとって理想的なトップ位置を見つけるステップをご紹介します。

①両腕を肩の高さに上げます
②肘を曲げて90度のラインを作ります
③左手を右手に合わせます
④上体を倒して前傾角度を作ります
⑤そのままバックスイングするように体を回します

上記の流れで理想のトップ位置をつくることができます。自分にとって無理のない高さで捻りもしっかりと入れられるポジションになっているはずです。

最適なトップを作るときのポイント

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「最適なトップを身に付けたいけど、このやり方でいいの?」と不安な方も多いと思います。自分にとって最適で理想的なトップをマスターするために大切なポイントを5つ紹介します。

胸の正面でクラブを常に持つことを意識する

まず体の正面でグリップし、ここからフィニッシュまでクラブヘッドが常に胸の正面にあるように意識を持ちましょう。

実際にはハーフウェイダウンあたりから徐々に右肘が畳まれていくので胸の正面を外れていくのですが、意識の中では正面をキープしているイメージを持つことが大切です。

腕の力を抜く

腕の力は極力抜くようにします。腕を脱力することで、力を入れなくても両脇が適度に締まり、腕と体が一体となりスイングが安定します。また力の抜けた腕は遠心力によって綺麗な円軌道を作ることができ、ミート率が上がりやすくなります。

肩の回転は90度にする

アドレス時の肩の角度を0度とした場合、トップ位置では肩が右方向に90度回転している状態が理想的です。ボールの方向に対して自分の背中が真っすぐ向いた状態からクラブを振り下ろすと、ちょうど胸がボールの正面にある状態でインパクトを迎えます。

胸が正面を向くことで、クラブヘッドの軌道をボールに対して真っすぐにすることが可能となります。バックスイング時、この角度を作るために手でグリップを上げないように注意しましょう。あくまでアドレスで作った前傾姿勢をキープした状態で、背骨を軸にして両肩を回転させてください。

左手首の角度を維持し左腕は甲と一直線

トップの位置において左手首がとても重要です。スイングのときは左手の理想の形は手の甲や手のひら側に曲げないようにし、左腕と左手の甲が一直線の状態にしましょう。

初心者は手の甲側に手が折れてしまう状態はフェースが開いてスライスの原因になります。また手のひら側に折れるとクラブフェースが閉じてフックに繋がってしまうので注意しましょう。

そのため左腕と左手の甲が一直線でキープされていると、インパクト時にクラブのフェースが閉じたり開いたりすることなく、真っすぐに当てることが可能です。

肘の間隔は変えない

最後のポイントは、トップの際の両肘の間隔を変えないことです。両肘の間隔は前述した「左手首の角度」に影響します。アドレス時の両肘の間隔と比べてトップ時の両肘の間隔が広がってしまうと左手首が甲側に折れる原因になります。

そうするとクラブフェースが開いたままインパクトを迎えることになり、その結果スライスになる確率が上がります。

一方でトップ時の両肘の間隔が狭いと左手首は手の平側に折れ、クラブフェースが閉じた状態でインパクトを迎えボールが曲がる原因になります。左手の甲と腕を一直線にするには、アドレス時の両肘の間隔を保ちながらトップを迎える事が大切なのです。

まとめ

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ゴルフのトップの正しい作り方、最適なトップを作るときのポイントについて解説しました。トップはスイングの中でも一瞬の動作ですが、自分にとって最適の位置にあるかどうかでボールをまっすぐ飛ばせるかが決まります。

自分にとって理想的なトップの位置を確認して、毎回のスイングでトップの位置を保てるよう練習を行いましょう。