コラム

ゴルフは前傾姿勢が基本!正しいフォームのポイントや傾斜時の注意点

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ゴルフにおいて重要なのは、正しい姿勢(ポスチャー)です。ゴルフは前傾姿勢が基本ですが、初心者の方はうまくできていないことも多く、ミスショットや飛距離が出ない原因にもなります。そこで、この記事ではゴルフにおける前傾姿勢のポイントや注意点について解説します。

ゴルフの基本姿勢とは?

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ゴルフで良いショットを打つためには、まずは正しい姿勢(ポスチャー)が重要です。どれほど良いクラブがあったとしても、基本姿勢がきちんとできていなければ思ったような飛距離が出なかったり、コントロールが難しかったりします。

まず、ゴルフは「前傾姿勢」が基本です。足を広げて体をくの字に曲げるフォームをとります。足の幅は、基本的には7番アイアンなら肩幅程度に広げ、ドライバーであればそこから1〜1.5足分ほど広げましょう。

この記事では、ポイントを絞った正しい前傾姿勢の方法や、よくある間違った姿勢、傾斜がある場合の姿勢について解説します。

よくある間違った姿勢

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ゴルフの前傾姿勢において、ここではよくある間違っているパターンを紹介します。前傾姿勢で打っているのに、いまいち結果が出ずに悩んでいる方はこちらをチェックしてみましょう。

ボールとターゲットに対して平行に立てていない

ゴルフではまっすぐに立つことを「スクエアに構える」と言いますが、これは正方形の意味ではなく「直角にまっすぐ」という意味です。ボールを落としたい目標場所と、目の前にあるボールとのライン(飛距離)に対して、肩のラインが平行になるように立ちます。

ゴルフ練習場では、マットにラインが記されているので意識せずとも平行に立つことができますが、いざコースに出てみるとできていない場合があります。左右にズレが生じてしまい、ミスショットを招きやすくなります。なるべく平行になるように意識しましょう。

猫背になっている

前傾姿勢において、背中を丸まった状態の猫背で構えてしまっている人が多く、これだと正しい姿勢ではないため良いショットを打ちにくくなります。なんとなく体を曲げてやっている場合も多いので、背中が丸まらないように正しいポスチャーで構えます。

下を見ながら体を曲げると重心が下がることで猫背になりやすくなるので、まっすぐ正面を見ながら体を曲げてみましょう。

膝を深く曲げている

猫背とセットで多く見られるのが、膝を深く曲げてしまっていることです。確かにその方がボールとの距離が近くなりますが、十分にクラブを振るためのスペースがないので軌道を確保できなくなります。前傾姿勢においては、上半身・下半身共にバランスが重要です。

正しい前傾姿勢のポイント

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ここでは、ゴルフで飛距離を出すためにも正しい前傾姿勢のポイントをピックアップして解説します。

背筋を自然に伸ばす

ゴルフの前傾姿勢においては猫背ではなく背筋を伸ばすことが重要ですが、反対に腰を反りすぎてしまわないようにも注意しましょう。背中のS字カーブが自然に保たれている状態がベストです。

フォームの作り方としては、足を肩幅に広げてまっすぐ立ち、身体測定を行う要領で背筋を伸ばして顎を引きます。その状態のまま、お辞儀をするように体を曲げます。お尻を後ろに突き出すイメージで曲げましょう。

前傾は腰ではなく、両足の付け根を意識する

前傾姿勢は腰ではなく、足の付け根から曲げましょう。腰から曲げてしまうと腰に負担がかかり、猫背になったり反り腰になってしまったり、うまく前傾姿勢が作れません。上半身の筋肉を使って曲げるのではなく、下半身の筋肉を使って体を曲げるように意識します。

顎を下げすぎない

前傾姿勢では顎を少し引くことがポイントですが、顎を下げすぎもよくありません。バックスイングにおいては、顎の下に左肩を入れるイメージで肩を回転させます。顎が下がりすぎているとスイングでうまく回転させることができないため、力が入りづらくなります。

傾斜がある場合の姿勢

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ゴルフ練習場では平面のみですが、実際のコースでは傾斜のある場所でショットを打たなくてはならないこともあります。使用するアイアンの番手によってシャフトの長さが変わるため、前傾姿勢の角度に変化をつけなければなりません。

つま先上がり・つま先下がりでは注意が必要

つま先上がりの場合はスイングがフラット(横振り)になりやすいため、フックボールが出やすくなります。ですので、予めボールが左に行きやすいと想定してやや右を狙って構えます。

つま先下がりの場合はスイングがアップライト(縦振り)になりやすいため、スライスが出やすくなります。ボールが右に行きやすいと想定してやや左を狙って構えます。「つま先上がりはフックしやすく、つま先下がりはスライスしやすい」を覚えておきましょう。

ゴルフ練習場での傾斜対策

ゴルフ練習場でも傾斜を模した練習を行うことができます。傾斜付きのマットで練習したり、足の下に敷くだけの簡易的に傾斜を作り出せる傾斜台を使用したり、傾斜でうまくショットが打てない時は、このようなアイテムを活用した練習がおすすめです。

まとめ

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ゴルフで良いショットを打つには、基本姿勢である前傾姿勢が重要です。猫背になったり膝を曲げすぎたりしないように注意し、正しい姿勢を保てるようにしてください。また、傾斜の場合は姿勢に変化をつけなければならないため、ゴルフ練習場などで練習しましょう。