ゴルフ初心者はいつコースデビューする?デビューまでの目安を紹介!
ゴルフ初心者のコースデビューをいつしたらいいのか悩む方も多いでしょう。そんな方に向けてコースデビューの目安について説明します。また、練習なしでコースデビューするデメリットもまとめました。これからコースデビューをしようと思っている方はぜひ参考にしてください。
ゴルフ初心者のコースデビューの目安は?
ゴルフ初心者のコースデビューはいつしたらいいのか悩む方も多いでしょう。ここでコースデビューの目安について説明します。
10回程度練習できたら
当然ですがゴルフはボールを打って前に飛ばすことができなければ、コースをラウンドすることは難しいです。ゴルフ以外のスポーツ経験があり体力に自信があっても、地面にあるボールを打つゴルフのスイングは特殊な技術や体のひねりを必要とするため、練習無しには難しい動作です。
多少の個人差はありますが、目安としてゴルフの練習期間は少なくとも練習場などで10回程度の練習をして、ゴルフのスイングに慣れておく必要があります。10回程度の練習を目安にすれば、ほとんどの方はゴルフボールに当てることはできる状態になるでしょう。
・まっすぐ飛ばす
・飛距離を出す
・狙った場所に打つ
といったレベルに到達するには、もっと練習が必要です。しかしコースデビューまでに必要な目安として、ボールにクラブを当てられるレベルまで練習しましょう。
空振りしないでボールを当てられる
空振りばかりしてしまう人は、まだコースデビューには早いでしょう。ゴルフのラウンド時間は4人なら4時間半程度が目安です。空振りが多くプレーに時間がかかりすぎると、4時間半をオーバーしてしまいます。
ただ、数回の空振りなら問題ありません。コースでは緊張もしますし、練習場のように平らなところで打てるわけでないので、初心者が全く空振りしないのは難しいのです。
ボールの球筋が安定している
ボールの球筋がある程度安定していることも条件です。あまりにも思わぬ方向に飛んでしまうと、ボールが他の人に当たって危ないこともあります。ゴルフボールは硬いので、頭に当たると非常に危険です。
多少ボールが曲がるのは問題ありませんが、あまりにも曲がりすぎたり不安定であれば、コースデビューは延期しましょう。なお、隣接ホールにボールが飛んだときや、見失った場合は「ファー」と一斉に叫ぶことがルールになっています。「ファー」が聞こえてきたらどこかからボールが飛んでくる恐れがあるので気を付けましょう。
クラブを一通り使ったことがある
コースでは、ドライバーやアイアン、ウェッジ、パターといったクラブを状況に応じて使い分けるため、コースデビューの前にクラブはある程度使っておきましょう。クラブによって使用感が変わります。
また、初めはティーアップして練習することが多いですが、コースでは地面の上にあるボールを打つことがほとんどです。ティーアップして打たない練習もしておきましょう。
パター練習はパターマットを買って自宅で行うか、練習場にあるパター練習場で練習しましょう。パターマットがなくても、絨毯の上で転がすだけでも練習になります。フローリングはボールが早く転がりすぎてしまうので避けた方が無難です。
ゴルフのルールとマナーが身についている
ゴルフはサッカーや野球のような審判がいないため、自分たちで基本的なルールを把握しておく必要があります。携帯用のルールブックやスマートフォンで都度調べることもできますが、調べている時間はもったいない上に、他のプレーヤーを待たせる原因になります。
また、ゴルフはマナーの厳しいスポーツとして有名です。最低限のマナーを覚えてからコースに出ましょう。こちらでは最低限のルールやマナーをご紹介します。
ロストボール
ロストボールとは、プレー中に自分の打ったゴルフボールをなくしてしまった時に適用されるルールです。プレー中にボールを紛失してしまった場合、3分以上探しても見つからなければ、ロストボールとして最後に打った場所に戻り、1打罰を課して別のボールをドロップして打ち直します。
また、見つかったとしてもそのボールが自分のものであると確証が持てない場合も、ロストボールとなります。ロストボールの最大の目的はボール探しに制限時間を設けることで、スロープレーを防ぐことです。
ボールが動いてしまった
ボールに足が当たったり、風でボールが動いてしまうことがあります。自分が原因となって動いた場合には1打罰が課されるルールがあります。風などが原因の場合は、ペナルティはありませんが動いた場所から打ち直します。しかし他人がボールを動かしてしまった場合にはペナルティはなく、元の場所に戻して打ちます。
他プレーヤーへの配慮
ゴルフを安全に楽しくプレーするためには、下記のような他プレーヤーへの配慮が欠かせません。
・他プレーヤーのショット前に私語はしない
・他プレーヤーのショット位置より前に立たない
・パットラインを踏まない
・遅刻しない
など、細かいマナーが多くあります。
また、同伴者でなくとも他のプレーヤーにも気を配るようにしましょう。プレーファストはもちろんのこと、ボールが隣のホールに飛んで行ってしまったり、見失った場合「ファー」と大きな声で危険を知らせることがルールとなっています。すべての人が安全に楽しくプレーするために、最低限のマナーを守ってラウンドしましょう。
プレーファスト
プレーファストは文字通り「素早くプレーする」ということです。ゴルフでは自分だけでなく前後にもラウンドしている方がいるため、ラウンド時間も重要なマナーのひとつです。
初心者はラウンドを周ることに不慣れで、スロープレーになりがちなので後続の組を待たせてしまうことになり、大きな迷惑がかかってしまいます。なので初心者だけで回るときはとくに気をつけるようにしましょう。
初心者のうちは、ショットが安定しないためなかなか上手く打てずに時間がかかってしまうことがあるでしょう。そんな中でも、マナーやルールを事前に覚えておくことはもちろんですが、行動を見直すことでも改善できます。
・クラブを複数本手元に置いておく
・早歩きでボールに向かう
・OBのときにあらかじめ暫定球を打つ
このように少しでもプレーファストにつながるような動き方をするように務めましょう。
ドレスコード
ドレスコードとは、ゴルフにおける共通のマナーです。ゴルフ場ごとに定められたドレスコードがあり、それに違反すると入場できない場合もあります。特に名門と呼ばれるゴルフ場はドレスコードが厳しく設定されているため、初めて訪れる前にはホームページや電話などで確認しておくべきです。
基本的なマナーとしては、トップスは、男女ともにジャケットと襟付きシャツを着用しましょう。また、トップスはボトムスの中にしまうようにし、だらしなくないようにしてください。襟のないTシャツ・トレーナーや夏場のタンクトップ・キャミソールなどはマナー違反なので注意しましょう。
ボトムスについては、男性の場合スラックスやチノパンなどのロングパンツが基本でジーパンなどのカジュアルなものはNGです。
練習なしでゴルフコースデビューするデメリットは?
練習をせずにゴルフコースデビューをしてもいいのかどうか悩む方も多いでしょう。ここでは、練習なしでゴルフコースデビューする場合のデメリットについて説明します。
ラウンドの流れがわからない
ゴルフの未経験者は、一日の流れがなかなか分かりづらいでしょう。基本的には、以下のような流れになります。
・クラブハウスで受付をする
・ロッカーで着替える
・練習場でウォーミングアップをする
・10分前までにティーインググラウンドへ行く
・ラウンドスタート
しかし、練習もしておらずゴルフに慣れていないと次に何をしたらいいかわからなくなったり、どこに行けばいいのか戸惑ってしまいます。その結果、早めに行動していても時間に遅れてしまったり周りの人に迷惑をかけてしまう恐れがあります。
ボールを飛ばせず楽しめない
ゴルフというスポーツは一見ボールにクラブを当てるだけに見えますが、普段使わない動きでスイングしボールに当てて飛ばすとても難しいスポーツです。そのため、練習をしていないと、ボールに当てることすらできずに空振りばかりになる可能性があります。
せっかく早起きしてお金を払ってゴルフ場に行ったのに、空振りばかりでボールを飛ばせなければせっかくのラウンドが楽しめません。その上同伴者にも迷惑をかけてしまうことになります。
まとめ
コースデビューはいつしたらいいのか、練習なしでコースデビューするとどうなるか解説しました。コースデビューのときにハイレベルになっておく必要はありませんが未経験でラウンドすると周囲に迷惑がかかる恐れがあるのである程度練習をした上で臨みましょう。
また、ゴルフは紳士のスポーツなので、マナーやルールがたくさんありますので、コースにでる前に最低限のルールやマナーは確認しておきましょう。