ゴルフ初心者の女性必見!最低限ラウンドに必要なスキルと準備するもの
女性のゴルフ初心者で「何から始めたらいい?」「どのレベルまで練習が必要?」「ゴルフに必要なものって?」と迷っている方は多いと思います。今回は、女性がラウンドに行くまでに必要なスキルと準備するものを紹介します。
まずは打ちっぱなし練習場に行ってみよう
ゴルフを始めたいと思ったら、まずは近くの打ちっぱなし練習場に行ってみましょう。最初の練習では当たらなくても飛ばなくても、楽しみながら練習ができればOKです。
クラブは練習場で借りることができる
初めての練習に行くためにクラブセットを購入する必要はありません。知人から借りることができる人はそれでもよいですが、打ちっぱなし練習場で1本数百円でレンタルできます。貸し出しを行っていない練習場もあるので事前に確認しておいた方がよいでしょう。
女性用クラブの場合、本数や種類が少なく選択できない場合が多いので、クラブが合う合わないは最初は気にする必要はありません。最低でもドライバー、7ironの2本は借りられるとよいでしょう。
練習をしていて、ゴルフを続けたい、上達したいと思う方は早めに自分に合うクラブを購入することをおすすめします。とりあえずの購入だとハーフセットで問題ないですが、本気で上達したい人はフルセットで揃えることが上達の近道です。
両手用のグローブを購入するのがおすすめ
練習場に行く時に唯一用意しておくものがグローブです。ゴルフのグローブには片手用と両手用がありますが、初心者の女性には両手用をおすすめします。シワにならないピッタリのサイズを選びましょう。
女性は手の平がやわらかく、クラブの握り方や力の入れ方がまだ分からない初心者のうちは、まめができたり皮がむけやすいので両手にグローブがある方が安心です。
また、両手用グローブの方が安心してグリップを握っていられるので多少ショットが安定し飛距離も出る可能性があります。慣れてくると大きな差にはなりません。
ネイルをしていたりして爪が長い状態の人には指先が空いているグローブもあるのでそちらを使用することもおすすめです。
練習場での身だしなみについて
靴はゴルフシューズでなくてもスニーカーで問題ありません。クラブ同様ゴルフシューズもレンタルしている場合があるので、実際の感覚を掴みたい人は活用するのもよいでしょう。服装も動きやすい服装でOKですが、露出の多い服装は控えましょう。
その他に女性で必要なものは、結べる長さの髪の方だとヘアゴムがあると良いです。練習中は髪をまとめておくと邪魔にならず練習がやりやすいです。
ラウンドに行っても大丈夫なレベルはどのくらい?
練習場である程度ボールが当たるようになってくると、ラウンドに行きたい気持ちになってきますが、実際は行って大丈夫なのか判断が難しいと思います。ラウンドデビューまでに最低限出来ておいた方がいいことをまとめました。
ドライバー飛距離は100ヤード以上出せると良い
1番飛距離が出せるクラブのドライバーで、女性だと100ヤード以上を安定して飛ばせるようになるとコースは問題ないでしょう。それ以下だと何度もショットを打たないといけなくなってしまうので、コースでは厳しいかもしれません。
100ヤード以上飛距離は出ていても、右または左ばかりにボールが行く場合、実際のコースではOBとなってしまうことが多いのでこの場合も難しいかもしれません。真っ直ぐ100ヤード以上がコンスタントに打てるようになれば、安心してコースに出ることができます。
2打目以降に使用する得意なクラブを最低1本見つけておく
ティーショット以降、アプローチ前までに距離を稼ぐ2、3打目に使用するクラブで得意なものがあると安心できます。女性へのおすすめは5番ウッドやユーティリティ、7番アイアンあたりが問題なく打てるとスコアに繋がりやすいです。
理想は2打目でも100ヤード以上の飛距離が欲しいことろではあるので、ウッド系のクラブを使いこなせていると良いでしょう。ラフが深かったり傾斜があるところから打つ場合は、アイアンの方が打ちやすい場合もあります。
全てのクラブがちゃんと打てるようになるまでには相当練習をしないと難しいので、まずは1つだけでも自信を持てるようにしっかり練習しておきましょう。
実際のコースでは色々なクラブで打ってみることはもちろん必要ですが、得意なクラブがない状態で全てのショットが上手くいかなかった場合はしんどさを感じてしまうかもしれません。
アプローチショットの練習は必ずしておく
女性が使いやすいとされているピッチングウェッジなど、アプローチで使用するクラブはコースに行く前に必ず練習しておきましょう。
グリーン上にボールが上手く乗せられないと、何度も打ち直さないといけなくなり、大幅な時間ロスの要因となります。実は1番大事なショットと言っても過言ではありません。
ゴルフ中級者の人でも中々難しいので、初心者の人はカップに寄せるショットが打てなくても問題はありません。ウェッジを打つ力加減で飛距離を調整し、まずはグリーン上に乗せることができるように、20ヤードから50ヤードくらいが打ち分けられるように練習しておきましょう。
バンカーショットとパターは練習場にあれば練習しておく
打ちっぱなし練習場では、バンカーやグリーンが併設されている練習場はあまり多くはないので、練習が出来ないままコースへ出るという人も少なくないです。
ですので、この2つに関しては練習場にあれば練習しておくことはおすすめですが、経験したことがないからといってコースへ出られないわけではありません。
ラウンドに必要な持ち物リスト
いよいよラウンドデビューとなったら何が必要になってくるのか、女性におすすめのアイテムも合わせて紹介します。
キャディバッグ編
ここで紹介するもの以外にも、常に必要なものはキャディバッグの中に入れておくと忘れる心配がなくなるのでおすすめです。
・ゴルフクラブ
最大14本まで持っていけますが、フルで持っているととても重いので女性にはおすすめしません。特に初心者には必要のないクラブが沢山あるので、省いて必要な本数まで絞ると持ち運びが楽になります。
・グローブ
破れたり濡れてしまった場合を考えて予備も入れておくと安心です。
・ボール
初心者はなくしてしまうことが多いので、1ダース以上は入れておくようにしましょう。
・マーカー
マーカーはバッグの中でもいいですが、キャップに常に付けておいたままでも大丈夫です。
・ティー
折れたりなくしたりすることがあるので、ティーも多めに持っておくとよいでしょう。ロングティーとショートティーの両方を用意します。
・レインウェア
突然の雨などはよくあることなので常にバッグの中に入れておくとよいでしょう。また女性だと、思っていたより寒かった場合の防寒着として着ることもできるのでおすすめです。
カートバッグ編
カートに置いておく小さなバッグのことです。大きいバッグだとカートにスペースがなく他の方の荷物が置けなくなってしまうので注意しましょう。また、カラス対策でファスナーやボタンで閉められるものを選びましょう。
・日焼け止め
事前にしっかり日焼け止めを塗っていても、紫外線の下に長時間いると効き目がなくなり、さらに汗で流れてしまうので、塗り直し用に持っておきましょう。スプレータイプもおすすめです。UVカットのリップクリームなどもあると良いでしょう。
・虫除けスプレー
特に春から夏にかけては様々な種類の虫がいて、中には危ない虫が飛んでいる場合もあるので持っておくと安心です。特に女性は男性に比べて肌が出ている部分が多いので虫刺されには気をつけましょう。
・汗拭き用タオル
冬でも何かと役立つのでタオルは常に持っておくとよいでしょう。
・ドリンクとお菓子類
水分補給は必要なので必ず持参しておきましょう。小腹がすいた時用にちょっとつまめるような食べ物もあってもよいかと思いますが、カラスがバッグの中から持って行ってしまう場合があるので対策はしっかりしましょう。
・パーカーなど羽織るもの
気温調節用にあると便利です。夏でもUVカットのものだと日焼け対策に、クラブハウス内ではクーラー対策にと重宝します。
ボストンバッグ編
こちらは大きめのサイズだと色々入れることができて便利です。ラウンド中は基本的にロッカーに預けておきます。
・ゴルフウェア
最近のゴルフウェアは可愛いものが多く様々な種類から選べますが、短いスカートやショートパンツはショットの時に中が見えてしまうものもあるので、見えないように対策するようにしてください。靴下は必ず着用しましょう。
・キャップまたはサンバイザー
頭皮の日焼けが気になる方はキャップがおすすめです。汗蒸れが気になる方やヘアセットを楽しみたい方にはサンバイザーがおすすめです。
・ゴルフシューズ
シューズケースに入れたゴルフシューズをボストンバッグに入れて持ち運びましょう。
・着替え
服装にもマナーがあるのでしっかり守った服装を心がけましょう。最近は昔ほど厳しくなくなってきてはいますが、ゴルフ場ごとにドレスコードが異なるので事前にホームページなどで確認しておくとよいでしょう。
デニム・Tシャツ・スニーカー・サンダル・ミュール・露出が激しい服は最初から避けておいた方が無難です。
ゴルフウェアを着用して来た場合は帰りの着替えを用意しておき、下着も替えがある方がよいです。
・スキンケアやメイク用品
ラウンド終了後にお風呂に入る場合、化粧直しをしたい方は持っていくと良いでしょう。女性で気をつけたいのが、男性と一緒にゴルフへ行った際、シャンプーをしてドライヤーに時間をかけたり、メイクを落として1からメイクを直していると長い時間相手を待たせてしまうことになります。
ゴルフ場でのお風呂はさっと汗を流す程度に考えておき、どうしても時間をかけたいところがあれば相手の方と時間の相談をしておくとよいかもしれません。
まとめ
これからゴルフを始める女性の方に向けて、男性とは違う部分で気をつけたいところや必要なスキル、準備するものをまとめました。あまり難しく考えず、最初は楽しくラウンドができるように心がけましょう。