コラム

ゴルフのスコアが120でも迷惑ではありません!マネジメントと練習方法は?

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簡単だと思っていたゴルフで120以上叩いたら少しショックですよね。しかし、誰もが120というスコアを経験しています。そこで今回は、楽しさ・120は迷惑ではない・70%が70~100台・ダブルボギーオンを目指す・ラウンドマネジメント・練習方法などを解説します。

スコアが120でもゴルフは楽しい?

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ゴルフはスコアが良ければ良いほど楽しいスポーツですが、ティーショットやアイアンショットでナイスショットが出せるだけでも十分満足できます。たとえまぐれであっても、5~6mのパットが入れば飛び上がるほどうれしくなります。

プレーのみにとどまらず、ゴルフの楽しさは他にもたくさんあります。大自然の中の爽快感・おいしい食事・ウェアなどのファッション・友達との会話など、ゴルフならではの楽しさが満載です。

もちろんベストスコアが出れば最高に満足できますが、今日のスコアを気にせず、次回のスコアを期待してゴルフをエンジョイしましょう。

スコア120は迷惑ではない!マナーが大切

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すべてのゴルファーが、初心者の時に120どころか150~160などのスコアの経験をしています。稀に1回目のラウンドで100を切った人がいる話は聞きますが、それは運や生まれ持った才能によるものが大きいです。

誰もが経験するスコア120を迷惑と感じるゴルファーはいません。さらに、スコアは自分の記憶には残りますが、ほとんどの同伴競技者は覚えていないものです。よって、スコア120だったからといって、そこまで気にする必要はありません。

最も大切なのは、マナーです。ゴルフはマナーのスポーツで、プレー中やクラブハウス内のマナーが定められています。プレー中は、事故を防ぐ・スロープレーを避ける・グリーン上・バンカー内などのマナーがあります。クラブハウス内の服装についてもドレスコードの確認が必要です。

ベテランのゴルファーでも、マナーを身に着けていないゴルファーはあまり歓迎されません。一通りマナーを学んでからラウンドすることが大切です。

ゴルフ歴10年以上の70%が70~100台

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ある統計によると、ゴルフ歴が10年以内のゴルファーのうち、30%が120以上のスコアでプレーしているという数字があります。

この数字はゴルフの難しさを表しているとも言えますが、70%のゴルファーが70台・80台・90台・100台のスコアを出していることから、歴を重ねれば案外簡単なスポーツとも考えることが可能です。

1年で120を切ったゴルファーは約10%、5年で100を切ったのは約10%という数字もあります。120を切って10年後に70%のゴルファーになるために、どうすればよいかをこの後詳しく解説します。

ダブルボギーオンを目指す

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パー72のコースで120を目指すためには、18ホール中ダブルボギーが6ホールあれば達成可能です。6ホールがダブルボギーで12オーバー、残りの12ホールがトリプルボギーで36オーバー合計48オーバー、72+48=120となりゴール達成できます。

戦略的マネジメントはゴルフの喜びの1つです。目標達成のための戦略を立てて、論理的にプレーを組み立てればゴールが見えてきます。トリプルボギーで良いと考えて、うまくいったらダブルボギーでよいと考えたら、スーパーショットは必要ありません。

ゴルフは欲望との戦いで、飛ばしたい・寄せたい・入れたいなどが頭に浮かぶとほとんどの場合ミスショットを招きやすくなります。プロゴルファーも欲望に飲まれて、優勝を逃すシーンを見ることがあります。マネジメントは、初心者からプロに至るまで共通の大事なテーマです。

ラウンドマネジメントで120を目指すには

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ラウンド中にどのようなマネジメントをすれば120を目指せるかを、ショットのシーン別に詳しく解説します。

ティーショット

初心者のドライバーでの平均飛距離は、150~180ヤードです。稀に野球経験があるような方は250ヤード以上飛ばす方もいますが、平均的な飛距離でシミュレーションしてみます。

360ヤード程度のミドルホールを想定した場合、ドライバーで150ヤード飛ばせれば残りは200ヤードです。しかし、池やOBを考えた時にドライバーの選択が正しいとは言えません。

池のプレッシャーがあったり、曲がってOBの怖さを感じたりしたら、より安全な100ヤードのクラブの方がダブルボギーを狙えます。残り260ヤードを2打でオンすれば、ボギーも狙えます。

アイアンショット

360ヤードのミドルホールの2打目ピンまで260ヤード、フェアウェイ地点でのアイアンショットについて考えてみます。260ヤード飛ばせるクラブはないので、刻んで4打目にグリーンに乗せることを考えます。

2打目アイアンで100ヤード、3打目もアイアンで100ヤード打てれば残りは60ヤードです。上手くオンできればダブルボギーチャンスになります。

堅いマネジメントと思われるかもしれませんが、2打目・3打目にミスしたらトリプルボギーも難しくなります。

グリーン周りの寄せ

4打目の残り60ヤード、AWでボールを上げて乗せたいという欲望が生まれますが、冷静に検討しましょう。ピン方向には、ガードバンカーが待ち構えているかもしれません。ピンに寄せなくても、オンすれば2パットでダブルボギーが拾えます。

欲にまかせてピンを直接狙ってバンカーにつかまり、1度で出せなければ大たたきです。グリーン周りで大たたきすると、精神的ダメージから抜けだせなくなります。

ピン方向でなくてもいいのでバンカー方向を避けて、とにかくグリーンに乗せることが大切です。

パター

大きなグリーンで20ヤードぐらいの登りのパットが残っているとします。1パットで決めればボギーとなり、2パットでも目標のダブルボギーになります。1パットで沈めたいという気持ちから、強く打ってオーバーしたら下りのパットが残り2パットでは困難です。

20ヤードはプロでも簡単に決まらないため、ピンに寄せることを考えて2打目のパットに期待します。決してオーバーしないように、2打目のパットが上りのラインになるように打ちます。

2打目が入ればダブルボギー、3打目でトリプルボギーです。

120を切る練習方法とステップ

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ここでは、120を切るための練習方法をステップ別に解説します。

ステップ1:パター

パターで大たたきする恐れはありませんが、パットも1打です。グリーンに乗せたら2パットでカップインできるようになれば大きな武器になります。パターは方向と距離感を合わせますが、フィーリングがとても大切です。

上級者やプロでも、パターが入らずスコアメイクできなかったということがあります。反対に、ことごとくパットが決まり、パットで優勝することもあります。

カップまでの歩数・上り下り・芝目を確認し、方向と距離感を合わせる練習を繰り返してください。練習すれば初心者が最も速く上達できるのがパターです。

ステップ2:グリーンに乗せる

グリーンに乗せる練習をしましょう。グリーン周りまで来て乗せられれば、運よく1パット・平均的には2パット・悪くても3パットで上がれます。乗せられずに行ったりきたり、バンカーの顎が高くて2打3打、ガッカリしてやる気がなくなります。

グリーンに乗せる練習は、PWやAWを用いてピッチエンドランの練習が最も効果的です。ピッチエンドランは半分飛ばして半分転がすショットで、10・25・50ヤードなど距離別にスイング幅を身に着けられれば、グリーン周りにバンカーがあっても怖くありません。

スコアメイクの最強の武器になります。

ステップ3:100ヤード飛ばす

100ヤードをコンスタントに高い弾道で飛ばすことができれば、アイアンショットのスイングができあがります。ロフト角やスイングスピードにより、距離の違いはあると思いますが、PWなどのクラブで100~120ヤードをコンスタントに飛ばす練習が大切です。

2打目あるいは3打目に、100ヤード前後自信をもって飛ばしてグリーンオンできれば、ゴルフはますます楽しくなりスコアは跳ね上がります。繰り返し100ヤードを飛ばす練習を行いましょう。

ステップ4:ドライバー

初心者のスコアマネジメントとして、矛盾していると感じるかもしれませんが、ティーショットでドライバーは使いたくなります。同伴プレーヤーのほとんどがドライバーで打っていればなおさらで、自分もビッグショットを狙いたいと考えるのが普通です。

ステップ2の100ヤードがコンスタントに飛ばせるようになれば、ティーアップして打つドライバーはアイアンよりも簡単と感じる方も多いと思います。アイアンはダウンブローですが、ドライバーはややアッパーブローになります。

ステップ2を基本スイングとして、ドライバーのスイングをマスターしましょう。

まとめ

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120台のゴルフ初心者のために、ラウンドマネジメントや練習方法を解説しました。

あなたのスコアを同伴競技者はほとんど気にしていません。120でも楽しくプレーしていれば、いずれ100を切り90台で回れる日が来ます。

最初はドライバーなど長いクラブが難しいと感じても、100ヤードはしっかり打てるようになれば長いクラブを徐々に打てるようになります。

ゴルフの楽しみ方はいろいろあるので、ゴルフライフを思う存分エンジョイしてください。